フェルナンドがトルコ移籍に
マン・シティは、ブラジル人MFフェルナンドのガラタサライへの移籍を発表しました。フェルナンドは守備的MFとしてプレーしましたが、昨季はボランチの3番手で今季も序列の変化はない為、シティにとってはチームの人員整理となりました。
頑張る姿勢はあったフェルナンド
昨季のプレシーズンからフェルナンドのプレーを見ましたが、やはり守備に特徴のあるMFはペップの戦術には不向きだったかと思われます。特にワンボランチのポジションはDFラインと前線とのハブとして有効に機能しなければ、チーム全体のリズムを損なう事になるので、その点でフェルナンドは見劣りしてしまったかなと思います。
とは言えフェルナンド自体には、プレーはともかくその姿勢は個人的には好きでした。プレシーズンではこれはしんどいなと思って見てましたけど、シーズンの途中途中で見た際に、結構つなぐ意識であるだとかそういったものが不思議と見られたんですよね。彼の中でこのチームに合わせようとしている姿勢がですね。
それでも残念ながら戦力として捉えた際には厳しかったのも事実。彼のトルコでの幸運を祈りましょう。
ワンボランチに変化はなしか!?
という事で現チームでは、3バックでも4バックでも基本の中盤は逆三角形の布陣で変化ありません。やはりワンボランチの安定感がチームを左右する訳ですが、メンバーや序列に昨季からの変化はなさそうです。
ファーストチョイスは契約を1年延長したヤヤ、次点でフェルナンジーニョという選択肢ですね。昨季も殆どをこの2人で回してますので、今季も変わらないかなと思います。ヤヤは何だかんだでペップのフットボールをよく体現してくれていて、フェルナンジーニョよりもヤヤの方が上手だと個人的には思います。フェルナンジーニョは活動量の多さがヤヤには無い良さではありますが、プレーが少々雑になるのが玉に瑕。
ガルシアは個人的には一押しなのですが、プレシーズン全く使われていないのが少々気になってたら、提携先のジローナへマフェオらと共にレンタルされました。ジローナへは計4名のシティ選手が加わります。一皮剥けて帰ってきて下さいね。
獲得の噂もあまりありませんし既にかなりの投資を行っていますので、2人というのは少ない気もしますが今季はこれで行くと思います。只、来季以降を考えればどちらもover30ですから、いずれ補強ポイントにはなっていくでしょう。もしかしたら、復帰するギュンドアンもこの位置で起用されるかもしれませんね。
取り敢えずフェルナンジーニョ、退場しないでね。