【プレミアリーグ16ー17】第28節ストーク戦
真裏のCLで衝撃的な試合が行われていたんですけど、こちらはリーグ4連勝中のシティ。継続しての勝利が求められます。
シティスカッド。
週中のリーグ戦となったシティはシルバとスターリング、ストーンズが先発から外れました。
ボヤンが移籍してしまいムニエサ、アフェライもベンチとバルサ色が薄くなったんですかね。
前半(0ー0)ー:ー
同日の刺激的なCLとは打って変わって退屈な前半となってしまいましたね。観客席で大あくびを映されたサポーターが物語ります(笑)そうなった要因はシティ側では2つです。
まずは、ボール運びはかなり滑らかになってきていること。シーズン前半戦に比べると顕著ですが、ビルドアップの際の人とボールの動かし方は大分スムーズになってきました。これによって安定してゲームを展開出来ています。実際、ストークのチャンスはほとんどありませんでした。
もう一つは、安定的にボールを展開出来ていたもののファイナルサードを崩すアイデアと精度に欠けていたからですね。この辺はシルバの不在が出ているように思います。ストークはしっかり4と4の2ラインを敷いていて、集中もしていました。こういう時に違いとなれる選手が必要なのですが、デ・ブルイネはキックの精度とダイナミックなプレーは優れていますが、創造性の高いタイプではないと思います。ナバスも純粋なウィンガーでレパートリーが多い訳ではありませんから、若干手詰まり感もありましたね。
この2つの要素により安定的且つ退屈な(要は動きの少ない)前半となりました。
結局チャンスらしいチャンスは、コラロフのFKと終了間際のデ・ブルイネの飛び出したシーンくらいでしたかね。
後半(0ー0)ー:ー
後半はストークが更に自陣に籠る事になりますが、6〜7度はチャンスを創出しました。ターニングポイントとなったのは、ナバスに代えてシルバが投入された事。
シルバがピッチに立ってからコンビネーションプレーが明らかに増え始めます。特に右サイドに移ったデ・ブルイネと好連携でチャンスを創出。2人のワンツーで2度程サイドを突破するとデ・ブルイネのクロスからサネ、そしてアグエロにチャンスが訪れました。
その後もシルバ中心に攻撃を展開し、交代出場のイヘアナチョや再びのサネ、シルバ自身にゴール前でのチャンスが訪れましたが、どれも決めきれずタイムアップとなりました。
守備陣は機会こそ少なかったですが、カウンターにも集中して対応出来ていました。
総括(0ー0)DREW
チャンピオンズリーグのバルサ戦があまりにも劇的な試合だった為、しょっぱい試合になってしまいましたが、悲観する様な内容ではないと思います。チャンスを結果に繋げれなかったのは残念でしたが、こういう試合は今季既に経験していますからね。試合の作り方は悪くないです。
シルバがこのチームの中心なのは間違いないですね。彼が入る前と後では随分違うチームになってましたから。
チームとしては痛恨のドローと言えリーグタイトルは最早不可能に近いですが、また次の1戦に集中する他ありませんね。