クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

マン・シティ現状スカッドと補強ポイント

立て続けにベルナルドとエデルソンを補強したシティですが、その後の補強は噂にとどまってますね。取り敢えず退団選手もたくさんいますので、現状スカッドと補強ポイントを考察してみます。

 

17ー18シティ現陣容

 

システムは使用頻度の高い4ー3ー3をベースとします。ペップのフットボール観を実践するのに最も適しているとも思いますし。複数ポジション出来る選手は、起用頻度の高そうなポジションにてカウント。青色は新加入で赤色は退団可能性ありです。

 

GKエデルソンブラボガン(3人)

センターバック:コンパニ、オタメンディストーンズコラロフアダラビオヨ(5人)

サイドバック:ー(0人)

サイドバック:ー(0人)

ボランチ:ヤヤ、フェルナンジーニョ、ガルシア、フェルナンド(4人)

インサイドハーフ:ダビド、デ・ブルイネ、ギュンドアンデルフ(4人)

右ウィングベルナルドスターリング(2人)

左ウィング:サネ、ノリート(2人)

センターフォワードアグエロ、ジェズス、イヘアナチョ(3人)

 

今季は契約満了選手がヤヤ以外はそのまま退団となってますので、スカッドの人数自体が足りてないですね。今季はSILVAが2人いて紛らわしいので、ダビドとベルナルド表記でいきたいと思います。ハートを筆頭にレンタル中の選手達は、殆どがまた来季も他のチームを探すことになりそうですね。そして両サイドバックのポジションはそもそも選手がいない(笑)という状況のスカッドです。

 

守備陣再編は最優先事項

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昨季の事やそもそもの選手の人数も踏まえて補強必須の最優先事項なのは言わずもがなですね。特にサイドバックは補強しないと試合にならないという、、、なので、現状濃厚なダニ・アウベスや噂に上がるカイル・ウォーカー、ベンジャミン・メンディなど複数選手の獲得が必要となります。シティは資金力が強力なので、ここは資金を投じても一線級を確保する必要があるでしょう。

 

またサイドバックの補強が上手くいかず、コラロフサイドバック主体で使う場合も考慮してCBも補強対象と言えそうです。何よりコンパニがフルシーズン戦えるかは神のみぞ知るなので、その点を考慮しても1人は獲得しておきたいですね。

 

守備陣に関しては若手が台頭しにくい状況ではありますが、特にサイドバックは手薄なポジションなのでレンタル組のマフェオとアンジェリーノの動向は注目しても良いかもしれません。逆にCBのアダラビオヨは出場が難しい立場ですので、レンタルで出場機会を確保出来るチームを考える必要があると思います。

 

既にエデルソンを確保したGKは補強の優先事項は低いです。ブラボは幾つかの移籍の噂が出てますが、実際には来季もシティでプレーすると思います。ペップ自体もブラボに完全に見切りをつけていないでしょうし。2年目で精神的な安定とどれだけ環境になれてくれるかというのがポイントになりそうです。ガンは出場機会を積ませたいところですが、スカッドに3人は必要なので難しいところです。ハートは残念ながら別のチームを探すでしょう。

 

中盤はボランチが補強対象

 

質・量ともに充実の一途を辿るインサイドハーフは現陣容でも充分です。ギュンドアンには怪我の不安が付きまといますが、ベルナルドの獲得はこのポジションでも起用できるという点もポイントだったと思われ、ダビドとデ・ブルイネをメインで起用しつつシーズンの状況をみながらローテーションしていくはずです。デルフは他の選手にないタイプですが主役を張るレベルにはなく、他チームを探した方が本人には良いかもしれません。

 

問題となる可能性があるのはボランチ。ヤヤが残留してくれたので緊急性には乏しいかもしれませんが、充分とは言えないでしょう。チームの中軸となるボランチは、ペップフットボールでも最重要ポジションでもあります。展開力やゲームメイクではフェルナンジーニョよりヤヤでしょうし、実際のファーストチョイスと言えます。しかし、ヤヤが守備面において難があるのは確かであり、また34歳という年齢を考慮してもフル稼働は難しいでしょう。

 

ガルシアを起用して欲しいですが、ペップがどれだけ信頼しているかは未知数です。となれば、一線級のボランチは1人は獲得して欲しい気持ちはあります。只、ここは最初に述べた通り他のポジションに比べれば緊急性は低いので、チームとしての補強動向次第と言えるでしょう。他のポジションを補強して余裕があればという感じですね。

 

多士済々の前線、サンチェスは必要か!?

 

ベルナルドが加入した右ウィングは熾烈な争いになりそうです。昨季のファーストチョイスのスターリングは立場が微妙です。少なくともCLで対戦した際の出来だけを考慮すれば、ベルナルドはかなり良い選手ですし、充分スタメンを狙えます。

 

そしてCFは昨季からアグエロとジェズスの、こちらもハイレベルなレギュラー争いが活性化しており、これは今後も続くと思います。イヘアナチョは苦しい立場で、レンタルでの放出が選択肢としてあり得ます。移籍の噂の出るアグエロですが、実際には残留濃厚と思います。昨季の終盤では、アグエロとジェズスの同時起用も見られましたし、試合数も多いので上手くやれると思います。

 

左ウィングはノリートが移籍の意向ですのでサネのみですね。実際にはジェズスや右のスターリングを回す事も出来るので、人が足りないかと言われればそれ程でもないと思います。

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サンチェスについてですが、結論から言えば必須という程ではないです。 

仮に噂のサンチェスが加入した場合、戦力的にはかなりのプラスになります。間違いなくサンチェスはワールドクラスですし、ペップの元でもプレーしてますから難なく適応出来ますね。そして既にプレミアでも問題なくプレー出来る事を証明していると文句なしです。

 

問題が出るとすれば、前線をどう回すかになるでしょう。現状で言えば3つのポジションを5人で回せますので、どの選手にも出場機会はそれなりに訪れると思います。前述の通りベルナルドは中盤でも起用出来ますし。只、サンチェスが加われば一段とポジション争いが厳しくなり、その場合アグエロが退団という現実が訪れるかもしれません。まぁ何にしてもペップのマネジメント次第なので、個人的にはサンチェス来たら嬉しいです。そこは上手い事やってねペップって感じですが、苦手かな(笑)

 

最低でも守備陣にレギュラークラス3人以上の補強を

 

という事で、まとめです。

必須の補強ポイントは以下。

 

①両サイドバックにレギュラークラスを最低2人。

サイドバックもしくはセンターバックで使える選手を最低1人。

 

守備陣に関しては、可能であれば更に1〜2人くらいの補強は視野に入れたいところ。 

そして状況次第で獲得したい補強ポイントは以下です。

 

ボランチのレギュラークラスを1人。

④サンチェスの獲得。

 

①、②については必ずしなければなりませんし、まぁ素人でも分かる状況なのでフロントは充分に理解して動いているでしょう。実際、複数名の噂も立っていますしね。期待して待ちましょう。 

 

 ③、④に関しては個人的には来たら嬉しいな程度です。来なくても、まぁやれそうなスカッドではあります。

 

この辺を考慮に入れながら、移籍市場は面白可笑しく見守りたいと思います。

 

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