ダニさんと再会なるか!?
連日メディアで報道されているユヴェントス所属のダニエウ・アウベスが、契約解除してシティに加入しそうな情勢です。
右サイドバックの候補達
当初はトッテナムのDFカイル・ウォーカーを獲得するのではと目されていた右サイドバックに、ダニ・アウベスが急浮上しています。
ユヴェントスのマロッタCEOも契約解除についてコメントした事から、かなり角度の高い商談となりそうな気配です。そしてダニとしては、ペップとの再会で新たなモチベーションを持とうとしているのでしょうか。
ダニ獲得となれば確実に戦力アップと言えますが、結構その他の選択肢が狭まりそうな予感がします。と言うのも、ダニ自身の実力には疑いないものの34歳という年齢を考えればフル稼動できるかは疑問です。しかし、ダニ程のプレーヤーをベンチに置いておくのは難しい為、バックアッパーの選択肢に困難な問題を抱えるかもしれません。
ウォーカークラスになればレギュラーとしての出場を欲するでしょうし、シティ期待の若手DFマフェオもダニから得られるものはかなりありそうですが、やっぱり試合に出場した方が成長は早いと思いますからね。ウォーカーはホームグロウンを考えてもベストな補強だと個人的には思いますが、難航しているんですかね。
もしもダニが加入したら
なんだかんだ言いつつも報道通りダニが加入した場合、右サイドバックには強力なオプションが出来ることになります。現役ブラジル代表のラテラルですし、CLファイナルでは未だその実力が衰えていない事を証明していますからね。
また当然ながらにペップの率いたバルサで主軸としてプレーした経験値もプラスに働くでしょう。ビルドアップへの加わり方は心得ていますし、攻守共に1対1にも強く、特に積極果敢な攻撃参加は今季のシティには欠けていた部分です。フィジカル面での不安は多少あるものの、彼は本物のワールドクラスなので充分やっていけると踏んでいます。
寧ろ気になるのは陽気なダニがマンチェスターの街をエンジョイ出来るかという点ですね。ノリートやペップ自身も言っていますが、ラテン系の人々にとってはあまり好ましい環境ではないようです。幸いにもシティにはブラジル人選手は多くいますし、イタリア北部の工業都市トリノでも生活したので何とか乗り切ってもらうしかないでしょう。
34歳という年齢は気になるものの、ペップのフットボールに順応出来るというのは大きなメリットですから、スターリングやベルナルドと右サイドを活性化してもらいたいですね。