クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ17ー18】第18節トッテナム戦

リーグ前半戦最後のBIG6との対戦です。昨季、非常に手強かったスパーズを迎えます。

 

両チームスカッド。

f:id:kumagoro31:20171217192738p:image 

シティ側は欠場のダビドに代わってギュンドアンが先発。右サイドはスワンズ戦で休めたウォーカーが復帰しています。

 

スパーズはいつも通りの好チーム。チームの練度が高い上に、ケインやエリクセンを筆頭にビッグタレントも顔を揃えます。

 

前半(1ー0)ギュンドアン:ー

 

前半戦は前節のスワンズ時の良い流れを引き継ぎ、ダビド不在でも良いパフォーマンスを発揮しました。またスパーズが前からハイプレスを仕掛けてきてくれた事により、俄然好ゲームになる予感がプンプンしましたね。

 

スパーズは引いて構えるという事を良しとしませんでしたので、シティもより集中力のあるプレーを求められました。攻撃時も簡単にボールを蹴らない辺りは、シティと似ている部分がかなりあると思います。まぁシティもかなりハイプレスを掛けてましたので、お互いのスキルを比べあったような前半でしたね。

f:id:kumagoro31:20171217114159j:image 

その中で際立った個性を発揮したのは、シティのデ・ブルイネとサネの2人。最近ダビドに存在感を持っていかれていた感のあるデ・ブルイネは、前線からのタイトなプレスやボールを持った時の推進力と大外まで見れる視野の広さを披露。ダビド不在のチームをリードします。サネは得意の左サイドで爆発的なスピードを持って、対面のトリッピアを切り裂きました。また正確なキックでギュンドアンの先制点をアシストしています。

 

スパーズも戦えてましたが、大きなチャンスを作るには至ってません。可能性を感じさせるのは、やはりケインとエリクセン。ケインはシュートまでの流れが早いし正確で強烈なキックを持っているので、良いストライカーですね。攻撃を作ろうとしたのはエリクセンで、彼のパスからスペースと時間を創り出そうとしてましたね。

 

後半(3ー1)デ・ブルイネ、スターリング②:エリクセン

 

後半は立ち上がりから積極的に仕掛けたスパーズに押し込まれます。スパーズはGKのところ含めて前から嵌めていき、対人プレーがあればファウルも辞さずでシティが中々ボールを繋げませんでした。その中でも守備陣は踏ん張っていましたし、シュートは撃たれましたがGKエデルソンを中心によく守りました。

 

エデルソンはそのシュートストップだけでなく、ビルドアップでの落ち着きやパントキックの正確さも素晴らしく、本当にペップの理想を体現したGKです。また、押し込まれた事によりカウンターが効果的に発揮されたのもシティの強みですね。

f:id:kumagoro31:20171217114219j:image 

待望の追加点も自陣からのカウンターで、中央でジェズスが受けるとギュンドアンが左サイドを駆け上がるデ・ブルイネにパス。そのまま左足で打ち込みました。3点目もカウンターからギュンドアンが再びスルーパスでサネを走らせ裏を取ると、スターリングがクロスを流し込み試合を決定付けます。

 

最終4点差までなったラストにエリクセンのミドルを決められましたが、試合が決した後でしたね。ジェズスはPKも外してしまい、そろそろ本人もゴールが欲しい事でしょう。フォーデンにも出番が訪れましたが、落ち着いてプレーが出来ているのが素晴らしかったです。

 

総括(4ー1)WIN

f:id:kumagoro31:20171217114322j:image 

点差以上に中身のある試合とも言えますし、それはスタッツにも現れていると思います。最も低いボールポゼッションでしたし、70分過ぎまででパス本数とパス成功率がスパーズと全く同数というのが、この試合の難しさを物語っていたかと思います。 

只、それでもカウンター含めて押し切る強さも改めて感じれましたし、ダビドの代わりで出場したギュンドアンも3得点に絡み上手さを見せました。結果的にはシティの方が勝利に相応しかったでしょう。

f:id:kumagoro31:20171217114336j:image 

これでBIG6との対戦は取り敢えず全勝でいけました。順調過ぎるくらいに順調なので、落とし穴が怖いですが、今のチームは底力があると言えます。選手層がかなり薄くなってしまったDF陣は、しっかり補強して年明け以降にも備えたいですね。

 

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村