クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

シティ17ー18前半戦総括【FW編】

シティの17ー18シーズン前半戦総括のFW編です。
各選手を個人的に現時点の評価と今後の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

 

A:とても良い
B:良い
C:及第点
D:悪い
E:とても悪い

 

〜ウィング編〜


ラヒーム・スターリングイングランド)評価:A、期待度:A
■レロイ・サネ(ドイツ)評価:A、期待度:A

■ベルナルド・シウバ(ポルトガル)評価:C、期待度:A
■ブラヒム・ディアス(スペイン)評価:C、期待度:A

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2年目としての成長なのか、ベルナルド加入の危機感か、或いは両方でしょうかね。若き2人のウィンガーが強烈な存在感を放っています。

左ウィングのサネは、チームno1の突破力を誇るスピードスターで、崩しの上でのキーマンとなります。スピードを活かしたカウンターは強烈で、1対1にも強く、ダビドとのワンツーでの崩しもレパートリーに入れます。大抵の場合に相手よりも上回れる左サイドは、チーム最大の武器と言えます。また、スピードにクローズアップされがちですが、キックの質が高く、高速クロスでアシストする事も多いですね。若さのせいか熱くなりやすい性格ですが、前線を務めるならこのくらいの負けん気があって良いかと思います。

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反対に右ウィングのスターリングは、裏へのフリーランが上手く、またネガティブトランジションの意識が特に高い選手ですね。本来ドリブラーですが、サネ程の突破力を有してはいません。ですが、小柄な体格とクイックネスを活かしたキープと、周囲との連携を上手く活かして崩しています。また、今季になって際立っているのは得点力や粘り強さ。これらは、彼のメンタルの成熟がもたらした恩恵ではないかと思います。自信とも言いますかね。一時期の停滞を覆した事は素晴らしいですね。

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さて、その躍動する若手達に押されっぱなしなのが新加入のベルナルド。正直、私が1番期待していただけに少し残念ですが、異国や新チームに慣れる必要はありますね。ベルナルドは基本的に右ウィングでの起用で、スターリングと違い足元で受けてインサイドに入ろうとする動きが特徴ですが、中々上手くプレー出来ないですね。所々では良いプレーがあるのですが決定打に欠け、出場時間もそこまで長くないのでリズムが上手く掴めないのかもしれません。まぁサネのようにシーズン後半での活躍を期待しましょう。

 

ディアスは他の若手と同様にカップ戦での起用がメインとなりますが、そのプレーは意欲に溢れており自身の特徴であるドリブルを中心に活気付けています。 

 

〜ストライカー編〜

 

セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン)評価:A、期待度:A
■ガブリエウ・ジェズス(ブラジル)評価:B、期待度:A

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ベルナルド加入で奮起したのがスターリングなら、ジェズス加入で奮起したのがアグエロですね。昨季のジェズス加入当初のプレーでは、センターフォワードの座を譲りそうな状況でしたからね。

アグエロが明らかに向上したのは守備意識とチームへのサポート。元々優れた得点力を有する大エースがチームのメソッドに沿って、献身的にプレー出来ているのが大きいです。ゴールだけでなくアシストも行なっている事が、かえって本人のチャンスも増えているような印象も受けます。昨季は決定機を逃しているシーンを多く見かけましたが、今季は本当に頼りになりますね。

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飛ぶ鳥を落とす勢いだったジェズスですが、少しトーンダウン気味ですね。序盤は好調でゴールを量産していましたが、その後はゴールから遠のきます。プレー内容は良いものが多いですが、ライバルのアグエロがゴールしているだけに焦りのようなものを感じましたね。とはいえ、プレー範囲やバリエーションはアグエロを上回り、次代のエースであることは間違いないため慎重に使いたいですね。プレー時間を分け合うのもフラストレーションが溜まる一因でもあるだけに、ペップが上手くコントロールしたいところ。そして最大の気掛かりは怪我の多さ。今季も負傷離脱しているだけに、怪我が彼のキャリアを傷つける事のないよう願いたいですね。

 

破壊力抜群のアタッカー達。冬の補強は必要なのか!?

 

今のアタッカー陣は非常に好調で強力です。なので殆ど心配はしていないのですが、1つあるとすればスカッドの陣容。現状、ジェズスが怪我で離脱の為、ほぼ先発は変わらずアグエロスターリング、サネの3人となっている訳です。ここにベルナルドを加えた4人で回しているのですが、未だ4つのコンペティションを戦っている以上、コンディションに不安を覚えるのは確かです。

 

只、気を付けなければいけないのは、アグエロを除いては日々進化している若手だと言う事。彼等はコンスタントに出場する事で、場数も含めて成長していますので、ユナイテッド移籍が濃厚にはなりましたがサンチェスレベルの選手を獲得するのは余計な問題を引き起こすかもしれません。かと言って将来有望な若手を獲得するくらいならユースのディアス等でよく、難しいところですね。

 

実際には、ジェズスが怪我から復帰し5人で回すのが一番ベストに思います。という事で、前線はジェズスの早くしかし確実な復帰を待つ事にしましょう。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第24節ニューカッスル戦

前節リーグ初黒星を喫したシティ。ラファ・ベニテス率いるニューカッスルとの試合に臨みます。

 

シティスカッド

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ダビドがスタメン復帰した他、注目は左サイドバックに入ったジンチェンコ。カップ戦でも起用されていますが、リーグ初スタメンとなります。

 

ニューカッスルスカッド

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リーグ前半戦では徹底して引いて守ったニューカッスル。戦術的な変更はあったでしょうか。

 

前半(1ー0)アグエロ:ー

 

前からガンガンにプレスをかけてきたリバプール戦で黒星を喫しましたが、ニューカッスルは自陣で守る事を選択しました。まぁリバプールニューカッスルでは明らかにタレントで差がありますし、クロップとベニテスはそもそも毛色の違う監督ですしね。

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という事で、この日もほぼハーフコートゲームに終始します。シティとしては、やはりダビドが居るとボール回しがより円滑になります。この日の攻撃の中心を担ったのもダビドとサネのいる左サイド。ここはシティにおける崩しの肝となります。またデルフの代わりに出場となったジンチェンコですが、安定した良いプレーをしていたと思います。攻撃時においてはデルフよりも面白いパスが出ますが、元々の攻撃的MFらしさが出ているのでは。ダニーロは右利きなので、どうしても左サイドでは窮屈なプレーになりがちですが、イニシアチブの握れる試合ではジンチェンコ良さそうです。

 

攻撃は何度もチャンスを作りましたが、ゴールは1点のみ。デ・ブルイネのクロスにアグエロが頭で合わせました。まぁ多分触ってなかったと思いますが、このゴールによって彼の200試合出場はよりメモリアルになったので良いでしょう(笑)

 

後半(2ー1)アグエロ②(内PK1):マーフィー

 

後半も前半同様のハーフコートゲーム。左サイドはサネの突破力を中心に、右サイドはスターリング、デ・ブルイネ、ウォーカーの連携とクロスでチャンスを作っていきます。また固定のポジションに囚われない動きでニューカッスルを撹乱していきます。

 

リバプール戦で失意の途中交代となったスターリングはピッチを躍動。ダビドとのワンツーで抜け出すとPKをゲットしました。守備面でもプレスが機能してほとんど何もさせませんでしたが、一瞬の隙を突かれ縦パス1本で抜け出され失点してしまいます。マークすべきなのはジンチェンコで、もう少し中央よりのポジショニングが必要だったかとは思いますが、まぁこの辺は致し方なしですね。ジンチェンコは守備面で少しの不安を露呈しましたが、それ以外のシーンでは概ね問題なくプレーしており、プレスやルーズボールを拾ったり出来てましたので、起用しながら様子を見ても良いと思います。

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2ー1で嫌な流れになるかと思いましたが、サネの才能が発揮されます。中央左寄りからドリブルをスタートすると3〜4人の相手にゴール前まで持ち込みクロス。アグエロがPKと合わせてハットトリックを達成します。サネのキレのあるドリブルはもちろん、あの局面でもきちんと中の状況を見れているのが素晴らしいですね。

 

総括(3ー1)WIN

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リーグ初黒星による嫌な流れは来ませんでした。素晴らしい!!それだけ、タレント力もチームの成熟度も高くなったということではないでしょうか。

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終盤にディアスが出て来て活発なプレーを見せたように、ジンチェンコや怪我のフォーデン含めて若手の突き上げに期待したいですね。サンチェスはどうやらユナイテッドのようですし、前線は人数がいないですから。 

ここからまた勝ち点落とさずにいきたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第23節リバプール戦

カップ戦2つを挟んだリーグ戦。強豪リバプールとの一戦です。

 

シティスカッド

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ダビドはベンチで、ギュンドアンとデ・ブルイネのコンビ。デルフも復帰してますね。

 

リバプールスカッド

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コウチーニョの移籍はありましたが、マネやサラーといった高速ウィンガーは健在。

 

前半(1ー1)チェンバレン:サネ

 

一進一退の対決となった前半。スタートからアグレッシブなプレスを仕掛ける両チームにより、互いにアップテンポなプレーとなります。結果、中盤で思ったようにボールをコントロール出来なかったですね。只、チャンス自体は作り出す事も出来たので攻め合う展開に、観ている方は面白かった。

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シティはチェンバレンに出鼻を挫かれました。失点シーンは何気ないものでしたが、こぼれ球をチェンバレンが拾うとシティは数的優位だったにも拘らず、スペースを空けてしまいます。チェンバレンの推進力とシュートは素晴らしいものでしたが、エデルソンもタイミングをずらされてしまったかもしれません。

 

リバプールは積極的なプレスの他、コウチーニョの抜けた中盤が運動量があり、パワーや活動量といった面で却って良かったというくらいに難敵でした。守備面ではチャンが攻撃面ではチェンバレンが躍動しており、ワイナルデュムは攻守のハブとして上手く機能していましたね。

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それでも、ウォーカーのサイドチェンジからサネが単騎突破でブチ抜きます。チームno1の突破力を誇るサネが活きた反面、逆サイドのスターリングは強烈なブーイングと共に苦労する事となります。

 

後半(3ー2)フィルミーノ、マネ、サラー:ベルナルド、ギュンドアン

 

”呑み込まれた”。そう形容するのが、最もしっくりくる後半は非常に厳しい状況を突きつけられてしまいました。前半から続き60分過ぎまではイーブンに渡り合っていましたが、フィルミーノに2点目を決められると一気に流れを持っていかれてしまいました。

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フィルミーノの失点シーンはストーンズが油断しており、クリア出来そうなところで上手く身体を入れられてしまいました。エデルソンが飛び出しましたが、落ち着いてループを沈められてしまいました。ここからは、勢いに乗るリバプールアンフィールドの雰囲気に圧倒されミスが多発します。チグハグなビルドアップを潰されマネにゴラッソを決められると、更には飛び出したエデルソンが非常に珍しいキックミス。サラーに4点目を献上します。

 

後半途中からガクッと運動量の落ちたシティは反撃の糸口を見つけられそうな状況になく、逆に充実するリバプールと、勝利はほぼ決まったようなものでした。最終的にベルナルドとギュンドアンがそれぞれ終盤にゴールを決めましたが、今季リーグ戦初黒星を喫しました。

 

総括(4ー3)LOSE

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リーグ初黒星はリバプールにやられました。リバプール側は会心の出来だったのではないでしょうか。強力な3トップもさる事ながら、チーム全体の活動量が半端なくクロップのチーム感がモロに出た良いチームでした。

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ペップとクロップのフットボールは噛み合いまくりなので、攻撃的な展開でアップテンポであり、面白いですよね。結果、クロップはどうも苦手なペップですね。只、シティ側としてはそこまで気にする必要のない敗戦かと思います。先程述べた通りリバプールは最高の出来でしたし、相性からしても悪いですし、4ー1ではなく4ー3で終われたのも前を向くのに役立ちそうです。

 

疲労の色はかなり観て取れましたし、デルフがまた負傷してしまいましたから、その辺を上手くやることの方が大事ですね。

 

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シティ17ー18前半戦総括【MF編】

シティの17ー18シーズン前半戦総括のMF編です。
各選手を個人的に現時点の評価と今後の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

A:とても良い
B:良い
C:及第点
D:悪い
E:とても悪い

 

ボランチ編〜


フェルナンジーニョ(ブラジル)評価:A、期待度:A
ヤヤ・トゥレコートジボワール)評価:C、期待度:C

チームの強力な中盤を支えたのがフェルナンジーニョ。昨季よりも落ち着いてプレー出来ているように見えるのは、チーム全体が上手くいっているからかもしれませんね。昨季はビルドアップに不安のあったフェルナンジーニョですが、今季は殆ど問題ありませんね。また鋭い縦パスやサイドチェンジのロングボールは精度もよく、良いアクセントになっています。

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またフェルナンジーニョの最も良いところは、守備時のポジショニングと広範囲をカバーできる運動量ですね。これは現在のヤヤには到底持ち得ないモノなので、このポジションで不動なのは当然とも言えます。まぁ対人守備のプレーの荒さは玉に瑕としても、重要な存在ですね。現在のシティは速攻も強力な武器であり、またプレミアの特性としても比較的チームの縦幅は広がってしまうこともあるので、フェルナンジーニョが意味を成すのです。

 

ヤヤは昨季後半にスタメンに返り咲きましたが、今季はフェルナンジーニョにポジションを奪われ、殆どをベンチで過ごしています。出場した試合でも、今季のヤヤのプレースピードはチームより遅れている事が多く見受けられます。この序列が覆る事はないでしょうが、それでも今季は外野の声がうるさくはないですし、ヤヤも今のチームの団結の一助となってくれるでしょう。

 

インサイドハーフ編〜


■ケヴィン・デ・ブルイネ(ベルギー)評価:A、期待度:A
ダビド・シルバ(スペイン)評価:A、期待度:A
イルカイ・ギュンドアン(ドイツ)評価:B、期待度:B
■フィル・フォーデン(イングランド)評価:C、期待度:A

このインサイドハーフの2人がチームの最重要ポイントであり、デ・ブルイネとダビドは最高のコンビとなっています。速攻をリード出来るダイナミズムと正確無比な長距離砲を持つデ・ブルイネ、密集地を苦にしないボールスキルと創造性を持つダビド。キャラクターの違う2人がイングランドで首位を爆走するチームの牽引車となっています。
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デ・ブルイネは広範囲に動き回り、その自慢のキックで素晴らしいパスを何本も通していますね。最も遠くまで見れる視野の広さと、距離を問題としないパスの正確性とパワーは唯一無二ですね。ポジションは違いますが動けるクーマンって感じがします。昨季ポストに当てる事を得意としていたシュートは、今季多くのネットを揺らしています。しかもアーセナル戦やチェルシー戦などビッグマッチでのスーパーゴールという圧巻の内容ですね。

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またダビドは遅攻の際の要です。ボールを引き出し捌く技術はスペイン人MFらしさが満載であり、デ・ブルイネにはない特徴です。特にシーズン途中から対戦相手は露骨にゴール前を堅めるような守備陣形を作る事が多いので、余計にその存在価値が輝きます。また2列目から飛び出しラストパスやシュートでゴールを演出し、チームにクオリティをもたらしてくれます。現在は早産の子供さんの為に離脱を繰り返していますので、彼の為にもチームは勝ち続けたいですね。

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あまりに素晴らしいMFが2人がいる故に出番の少なかったギュンドアンですが、長期の怪我から復帰すると過密日程もあり、徐々に出場ペースを増やしています。彼の良さはまた別にありますから、上手く活かされると思います。間で受ける感覚や前を向くタイミング、相手の逆を取るのが上手いのがギュンドアンであり、良いアシストも決めてきていますので、後半戦は更に重要な存在になって欲しいですね。若手のフォーデンはカップ戦が主戦場ながらチャンピオンズリーグでもプレーしており、期待しかありませんね。数年後のシティで主役を張っている可能性もありますから、成長をじっくり待ちましょう。

 

素晴らしき中盤、他の追随を許さぬ出来

 

シティの中盤が歴代最高とは思いませんが、現在のプレミアでは最高の中盤である事は間違いないでしょう。チームの攻撃性に優れたクオリティをもたらしているのは、中盤の3人なのです。デ・ブルイネとダビドはお互いが補完関係のコンビであり、彼等が健在であればタイトルも見えてくるはずです。

 

つまり後半戦は相手というより自身のとの戦いですね。連戦の中でも最低限のクオリティを維持しつつ、バックアッパーも含めて上手くローテーションしていけるか。ペップの腕の見せ所でしょう。

 

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シティ17ー18前半戦総括【DF・GK編】

シティの17ー18シーズン前半戦総括の選手編です。

各選手を個人的に現時点の評価と今後の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

 

A:とても良い

B:良い

C:及第点

D:悪い

E:とても悪い

 

ゴールキーパー編〜

 

■エデルソン・モラレス(ブラジル)評価:A、期待度:A  

クラウディオ・ブラボ(チリ)評価:B、期待度:B

 

昨季の期待を大きく裏切ってしまったブラボに代わり、ベンフィカより獲得した新守護神エデルソンが今季新加入組の最高のヒットとなってくれました。彼の加入と新たなDF陣が今季前半戦の驚異的な記録を支えているのは間違いありません。

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初のイングランドという事で不安もあったエデルソンですが、鋭いシュートストップに冷静なビルドアップ、そして極上のパントキックで攻守にシティを支えています。最近の試合ではハイプレスをかけられる事も少なくなりましたが、一つはエデルソンのビルドアップが非常に安定している事が要因かもしれません。技術の正確性は勿論、フリーの味方を探す状況判断が素晴らしい。またハイプレスの際に見せるパントキックが秀逸で、飛距離と正確性は驚異的です。あんなに綺麗なキックを見せるGKは観た事ありませんね。そして、GKとして最も必要となるシュートに対する反応も良く、何度かビッグセーブを見せてくれています。味方の高い最終ラインを補う広範囲な守備力も欠かせないものとなっております。

 

昨季に失格の烙印を押されてしまったブラボですが、2ndGKとなった今季は主にカップ戦で大活躍しています。流石に2年目で慣れた事もあるでしょうし、精神的なプレッシャーも減った事でしょう。カップ戦にて2戦連続でPK勝利をもたらしたのは、間違いなく彼の活躍あってこそです。彼のキャリアを考えれば移籍もあり得ると思いますが、今季は頑張ってもらいたいですね。

 

センターバック編〜

 

ジョン・ストーンズイングランド)評価:A、期待度:A

ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン)評価:A、期待度:A

ヴァンサン・コンパニ(ベルギー)評価:B、期待度:B

■マンガラ(フランス)評価:C、期待度:C

■トシン・アダラビオヨ(イングランド)評価:ー、期待度:C

 

2年目となったペップ体制で、2人のセンターバックの成長がチームの躍進に貢献しています。ストーンズ は昨季とは見違えるようなパフォーマンスで、怪我をしてしまうまではベストDFと呼べるような活躍でした。今季の補強は守備陣がメインでしたが、CBは昨季のまま迎えました。その中で周りがかなり安定したお陰なのか、終始落ち着いたプレーが出来ていましたし、ビルドアップは勿論、何より1対1での守備が大きくパフォーマンスを上げています。カバーリングの速さや判断の良さも優秀で、新たなDFリーダーとして今後に期待されるのは間違いありません。そろそろ復帰となると思いますが、前半戦と変わらぬパフォーマンスをして欲しいですね。

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またそのストーンズとコンビを組む事となったオタメンディも、向上の一途を辿っています。元々持っていたアルゼンチン特有の激しさはそのままに、特に攻撃面での貢献が顕著になっています。バレンシア時代は優秀なストッパーと思っていましたが、鋭い縦パスを何本も通すような選手になるとは思いませんでした。セットプレーでも上背はなくても貴重なゴールを上げており、本人の意欲も相当高まっているのが分かりますね。

 

負傷を繰り返しているコンパニですが、それでも今季はプレー出来ている方で、一定のパフォーマンスの保証が効きますから、及第点ではないですかね。また、コンパニ含めて負傷者が多く出たDFラインに於いて、貴重なバックアッパーとなったのがマンガラ。今思えば居てくれて本当に良かった。ビルドアップや判断力で不足を感じるものの、彼はスタメンクラスではない為、充分と言えるでしょう。アダラビオヨは主に国内カップ戦での起用となります。

 

サイドバック編〜

 

カイル・ウォーカーイングランド)評価:A、期待度:A
■バンジャマン・メンディ(フランス)評価:C、期待度:A
ダニーロ(ブラジル)評価:B、期待度:B
■ファビアン・デルフ(イングランド)評価:A、期待度:A
■オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ)評価:ー、期待度:C

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今季最大の再編ポジションとなったサイドバックが、大きな効果を発揮しています。特筆すべきはイングランド代表の2人。右のカイル・ウォーカーと左のファビアン・デルフですね。右のウォーカーに関しては期待通りの働きぶりで、彼の強靭なフィジカルとアップダウンを問題なくこなすタフネスさは恐れ入ります。右サイドは主にスターリングと組む事が多いのですが、攻撃面の連携も去ることながら守備時の帰陣の速さには舌を巻きます。これが攻撃的なチームにとっての大きな保険となっており、高いDFラインの裏への対応や、相手のエース格が構えるウィングに対して1対1で優位に立てるなど、スピードとパワーで圧倒しています。攻撃面でもビルドアップやオーバーラップからのクロスで、幅をもたらしています。唯一はポカが割と出る方というのが欠点ですかね。技術的にも問題ない選手ですので、単純に集中力の欠如でしょうけど、何試合に1回は必ず不用意なミスが出ます(笑)

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左のデルフは最大の発見となった訳ですが、これを予想できた人がいたでしょうか?当初、DF史上最高額で獲得したメンディがプレーしていましたが、怪我の長期離脱を機にデルフをコンバート。彼は攻撃時のボランチ化によりシティのビルドアップや、ダビドとサネとの連携で左サイドで脅威になるなど、バリエーションをもたらしました。守備面で偶にミスが出てしまいますが、殆どの時間を敵陣で過ごすシティにとっては大きな問題ではないですね。

 

また左右のサイドバックでバックアッパーを務めるダニーロは可もなく不可もなくってところでしょうかね。デルフの想像以上の活躍により出番を失っていましたが、冬の過密日程と共に両サイド出来るダニーロは付加価値を持っています。長期離脱となったメンディは序盤はパワーのある突進から高速クロスでチャンスを演出していましたが、復帰を待つしかないですね。ジンチェンコはデルフの様なプレーをイメージしているのか、カップ戦で左サイドバックでの起用が試されています。

 

DF陣の充実がチームの土台、怪我人続きがどうなるか!?

 

ここまで守備陣の各選手を個別で振り返りましたが、間違いなく今季の連勝に於いて重要な役割を担っています。GKエデルソンを最後尾に構える守備スカッドは堅固です。

 

問題になるとすると負傷者が守備陣に集中していることでしょうか。ストーンズは戻ってきましたが、コンパニは相変わらず負傷を繰り返しており、デルフやウォーカーも軽傷とはいえ不安要素を持っています。メンディは長期ですので復帰出来てもシーズン最終盤でしょう。流石のペップもコンバートで乗り切る選手も使いきりそうな勢いです。 

 

ファン・ダイクはリバプールに獲られちゃいましたので、どうしますでしょうか。

 

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シティ17ー18前半戦総括【チーム編】

昨季は文句ばかりあった総括ですが、チームがこれだけ調子良いと楽しいもんですな(笑)

 

プレミアリーグ:1位(20勝2分)

FAカップ:ー

カラバオカップ:セミファイナル進出

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夏の補強が上手くいき、ペップ体制も2年目となってチームが非常に機能している結果が、数字に表れていますね。プレミアリーグ記録となる18連勝を達成しています。

際立つのはビルドアップや崩しのアイデアの向上、尋常ではない攻守に於けるトランジションの速さが売りと、今まで際立った強さを見せてきたペップフットボールの真髄が、ここマンチェスターでも観られるようになったのは感動です。

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今まで率いたチームと同様の特徴を落とし込んでいるだけでなく、きちんとマン・シティとプレミア用にカスタマイズされています。最近はバルサと比較されるシーンもあるかと思いますが、大きな違いは誰が中心のチームかという事ですね。バルサでは当然メッシだった訳ですが、シティではデ・ブルイネだと言う事です。故に密集地での打開力にはバルサに劣りますが、カウンターの威力はショート・ロング問わずシティの方がダイナミックでスピード感があります。また遅攻の際には、ダビドのスキルとアイデアが輝きますので、インサイドハーフのコンビは盤石ですね。

昨季に個人的には不満のあったフェルナンジーニョが今季になってよく見えるのは、シティでのチーム作りの違いが認識出来たからかもしれません。勿論、フェルナンジーニョ自身のポテンシャルもあったとは思いますが。

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チームの好調さは、守備陣の再編も大きく寄与しています。エデルソンはこの上なく理想的なGKで、大型資金を投下したサイドバックは、メンディの負傷はあったもののウォーカーが獅子奮迅の活躍。チームの総合力を向上させてくれました。個人的にGKエデルソンと右SBウォーカーの2人がシティにとっての攻める上での保険になっていると感じています。

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年末年始の過密日程もあり、故障者が増えてきてますので、出番の少ないメンバーがどれだけのプレーを見せてくれるかも重要なポイントとなりそうです。カップ戦ではフォーデンやディアスなどユースの若手がピッチで堂々としたプレーを見せており、また昨季失意のどん底に落とされたGKブラボも2戦連続のPKストップでチームの勝利に貢献するなどしています。

 

ここまで順調過ぎるくらいに来てますが、1つ負けた時の反動はあり得ると思います。それでも今季はチームの地力を感じられる前半戦でしたので、大崩れは早々無いでしょう。是非ともタイトルを取って欲しいとこですね。

 

チャンピオンズリーグ:GS1位(5勝1敗)

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リーグ同様に良い戦いのできたチャンピオンズリーグナポリ戦は熾烈な争いながら、お互いのクオリティの高さが感じられる好ゲームとなりました。 

シーズン唯一の敗戦となっているシャフタール戦ですが、この時点で既にグループステージ突破を決めていましたし、リーグのユナイテッド戦に向けて、選手もチェンジしていましたので、内容自体は不満でも大きな不安材料にはならないでしょう。

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決勝トーナメント初戦はバーゼルとなりましたが、シティにとっては上々の相手を引いたと言えますが、昨季の敗退したモナコ戦のように油断は一切なしでいきたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第22節ワトフォード戦

ついに連勝ストップした前節、負傷者も重なり中1日でのワトフォード戦。忙し過ぎるよイングランド

 

シティスカッド

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ジェズスは2ヶ月程の離脱となってしまいましたが、デ・ブルイネは大丈夫だったようですね。また、ダビドとストーンズも先発に帰ってきました。

 

ワトフォードスカッド

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前半(2ー0)スターリング、OG:ー

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連勝ストップと怪我人で、嫌な流れになる可能性もありましたが、いきなり不安を払拭します。この試合、常に相手の脅威となっていたサネがサイドに飛び出すとスターリングに完璧なクロス。開始早々の先制点となりました。サネは対面のヤンマートを完全に上回っており、シティにとっては大きな武器となっていますし、スターリングは貪欲にゴールを狙っていますね。

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怪我が心配されたデ・ブルイネとここ数試合欠場の続くダビドのコンビは流石のプレーを披露しています。ダビドは先制点と2点目のシーンで直前のスルーパスを出しており、ボールに多く関与しゲームメイクを行なっていました。デ・ブルイネの正確無比なキックも相変わらずで、オウンゴールを誘発したり惜しいFKも。

 

早々にリードを広げると、徐々にペースダウンします。サネを中心に左サイドから多くのチャンスを作りましたが、ビルドアップでは幾つかミスもありましたね。この辺は、連戦の疲れが出てきているとみていいでしょうか。

 

後半(1ー1)アグエロ:グレイ

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ジェズスが離脱した前線を1人で任される事となるエース・アグエロは、この日も好調を維持しています。前半の内にもう何点かは決めておかしくありませんでしたが、後半にこぼれ球を押し込みゲット。この日の攻撃の形は全てクロスからでしたね。

 

単純なクロスではない事がシティらしいプレーでしょうか。基本的にはきちんとサイドを攻略した上でのアーリークロスか、マイナスの折り返しですね。そこで役割を果たしたのはボランチフェルナンジーニョ。ウィングに当てるロングボールの展開力があり、そこから2列目が追い越してサイドを深く侵入するのは、今季のシティの攻撃の形です。

 

70分前後で3ー0とすると、主力を温存にかかります。ダニーロのCB起用には驚きますが、デルフのサイドバック起用と同様に、純粋なCBとしてのプレーを求められている訳ではないでしょう。ヤヤとベルナルドは中盤での起用となりましたが、既にチームのプレーペースは落ちていましたね。終盤、押し込まれ1点返されてしまい、ウォーカーが終了間際にアクシデントとなってしまいました。

 

総括(3ー1)WIN

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連勝ストップに中1日での試合と考えれば、上々の内容と結果だったと言えます。ダビドは家庭の事情とのことなので、どのくらいプレーできるかは分かりませんが、出場してくれると良いプレーが保証されますね。

 

ストーンズは戻ってきましたが、ウォーカーが離脱する可能性も出てきました。この冬の市場でシティがどう動くか注目ですね。

 

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