クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ17ー18】第15節ウェストハム戦

次節にはダービーを控えた重要なリーグ戦。下位に低迷し、モイーズが監督就任したハマーズと対戦です。

 

シティスカッド

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前節からはダビドとサネが復帰、デルフはボランチとして起用され、左サイドバックにはダニーロが久々の出場です。また、本日のCBコンビはオタメンディとマンガラ。

 

ハマーズスカッド

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元マン・シティのサバレタは元気に先発。ハートはベンチになってますが、どんな調子なんでしょうね。結構補強で話題になった筈ですが、成績は低迷中。

 

前半(0ー1)ー:オグボンナ

 

ここ数試合と殆ど同じ展開の前半は、またも相手に先制され苦しい展開に。攻めても自陣に引きこもる相手に中々チャンスを作れません。最近はバス停め作戦に手こずりまくるシティです。正直、今季のチームならハイプレスを相手に掛けてもらった方がゴールが入りそうですね。

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相手は3バックを基本にしてますが、やはり両ウィングバックも守備ラインに吸収されてますので、5バックとして構え、その前に3枚の中盤と時にはランシーニも加わり、分厚く固めます。常時8〜9人で守る意識ですね。当然、シティはボールを保持できますが最後の所への侵入は容易ではなく、苦労しちゃいます。

 

守っては即時奪回を徹底する事で、ハマーズに殆ど何もさせませんでしたが、推進力のある前線が何とか粘るとセットプレイに活路を見出していました。実際、序盤と終盤にそれぞれ1回づつセットプレイでピンチを迎え、その内1本を決められました。これって何時ぞやのデジャブかな?

セットプレイの守備は何度かやられてますし、長身選手の少ないシティではウィークポイントになるやもしれませんね。

 

後半(2ー0)オタメンディ、ダビド:ー

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同じ様な前半を繰り返したシティは、後半終盤に勝ち越すのも再び成し遂げます。そして後半のシティは極端な”バス停め作戦”への一つの回答となるかもしれないプレーをしています。後半早々に手を打ったペップは、ダニーロを下げてジェズスを投入すると4ー2ー4の様な布陣へ。後ろの選手を削って前に厚みをもたらします、というのは一般的な手段の一つかと思いますが、それを頭からやってしまうのがペップたる所以でしょうか。

 

ちなみに言うと、実際にはハマーズが前半同様前からのプレスを実行しないのを確認すると、早い段階で攻め手の布陣は更に前掛かりに。まず基本は2CBのみを残し、左サイドバックに入ったデルフはボランチ的なプレーでデ・ブルイネと組み、右サイドバックのウォーカーは最前線のウィングへ。サネは変わらず左サイドに張り、中央にジェズスとアグエロスターリングがいると言う5トップ状態(笑)相手の5バックに対して5枚当てがうという大胆さ。

 

それを支えたのは両サイドバック。右のウォーカーは右サイドを全て1人でカバーする驚異的なスタミナとスピードで、攻守のバランスをギリギリに保ち、左のデルフは組み立てで中2人だけになるダビドとデ・ブルイネをサポートします。

 

また前線を単純に増やした訳ではなくロジックは有ったかと思います。サネとウォーカーがタッチライン際で張る事で、ハマーズの5バックを可能な限り広げスペースを僅かでも確保すると、スペースを使うのが上手いジェズスがボールを引き出せる様にしています。またシティは前線に陣取っているだけではなく、上下の動きも上手いんですね。ジェズスが降りてくればダビドが飛び出したりなど、前に出る動きと後ろに下がる動きを必ずセットで行います。これで幅を広げた最終ラインに、今度は縦のギャップを作り出す訳です。

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まぁ現実的には集中したハマーズ守備陣とGKアドリアンの好セーブ連発に苦労する訳ですが、決勝点も下がってボールを受けるデ・ブルイネから飛び出したダビドにクロスを送ると、難しいボレーを決めて勝ち点3をもたらしました。繰り返し続けたシティの勝利でしたね。

 

総括(2ー1)WIN

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またまた苦労し劇的に勝利しました。気持ちは乗りますが、もう少し安心して見たい所ですね。そして次のリーグ戦はマンチェスターダービー。ユナイテッドはモウリーニョ監督や前線のタレントを考えれば、やはり堅守速攻を狙うと思われます。

 

ユナイテッド程のビッグクラブが、ここ数試合の対戦相手の様に極端には引く戦術をしないと願いたいですが、モウリーニョなら十分にアリでしょう。セットプレイもルカクを筆頭に明らかにシティよりもパワフルなので、要注意と言えそうです。

 

このダービーで勝利出来れば大きく前進出来ますし、負ければまた混沌としそうですから、今季を左右するターニングポイントの一つにはなるでしょう。是非とも勝利したいですな。GO!CITY!!

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【プレミアリーグ17ー18】第14節サウサンプトン戦

前節苦しみながらも連勝を伸ばしたシティ。ミッドウィークの連戦です。タフな日程ですね〜。

 

シティスカッド

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ペップは殆どローテーションしませんでしたね。パフォーマンスは明らかに落ちてきているんですけど、ダビドの代わりにギュンドアンがリーグ初先発となったのが大きなトピックスでしょうか。また、コンディション不良のサネに代わりジェズスがウィング起用です。

 

セインツスカッド

吉田は先発で3バックの1角を務めます。しかし日本人がゲームキャプテンとしてプレーしているのは中々に素晴らしい事じゃないでしょうかね。

 

前半(0ー0)ー:ー

 

かなり停滞した前半となりました。気掛かりなパフォーマンスの低下は前節よりも酷いですね。特に最初の15分程は緩慢なプレーが目につき、危うい試合だなと感じました。

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疲れ気味の面々に代わってギュンドアンのプレーに注目していましたが、序盤は彼もボールが足に付いておらずイマイチなプレーでした。しかし、時間が経つにつれリズムを掴んだのか前線への飛び出しや、狭いスペースに入り込んでのワンタッチプレーなど、幾つかのチャンスを創出出来ましたね。またサネに代わって左ウィングに入ったジェズスは、目立ったプレーはありませんでしたね。

 

それでもノーゴールで前半を終えたのは、シティのペースが上がらないのもありますが、サウサンプトンが自陣を強固にプレーしたからですね。前半はサウサンプトンの狙い通りの展開だったと言えます。守備は3バックを中心に両ワイドも下がるため、シティにとってはスペースが無く、攻めてはその長身3バックがセットプレイで驚異をもたらしました。

 

後半(2ー1)OG、スターリング:ロメウ

 

後半は少しギアが上がり、早々にセットプレイから先制点も生まれた事で楽になるかと思いましたが、終盤まで苦しむ事になりましたね。実際、サウサンプトンのチャンスは殆ど無かったのですが、失点シーンではシティ側の選手交代の直後という事もあり、集中力に欠いてましたね。

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いよいよ連勝もストップかと覚悟してましたが、スターリングが危機を救いました。終了間際になっての劇的決勝弾はスターリングの十八番となっているのでは(笑)と思える程、ゴールが決まりますね。この試合はスターリングもそれ程目立った活躍はありませんでしたが、最後のシュートは美しい軌道を描きましたね。

 

総括(2ー1)WIN

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劇的な幕切れでチームの連勝街道は続きます。ここ数試合かなり苦しんでいますが、今日の勝利後の反応を見ても、勝利に対する執着心やチームの充実度が伺えます。結局、一つ勝ち点を落とせばどうなるか分かりませんし、試合毎に勝利にこだわる事で”勝者のメンタリティ”というヤツが備わるのではないでしょうか。それこそがビッグクラブになる為に必要なものに他ならないですからね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第13節ハダーズフィールド戦

チャンピオンズリーグからのタフな日程が続きます。連勝中のチームはここ最近、最後の精度で苦しんでいますがどうでしょうか。

 

シティスカッド

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CLからいつものメンバーに戻ります。ストーンズのいないCBの今日のコンビはコンパニとオタメンディ。最前線ではアグエロをチョイスしました。

 

ハダーズフィールドスカッド

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ムーイは元マン・シティ選手。インスは赤い悪魔の往年の名プレーヤーであるポール・インスの息子でしたかね。

 

前半(1ー0)OG:ー

 

ハダーズフィールドが後ろで構えるというハッキリとした対応を取った為に、いつにも増して高いボールポゼッションとなりましたが、中々難しい展開となりました。如何せんハーフコートゲームはおろか、ピッチの3分の1くらいに両チームの選手が集結しましたので、そう容易な状態ではなかったですね。

 

それでも崩しのアイデアは豊富で、特に有効なのはウィングもしくはサイドバックがサイドの高い位置でボールを受け2列目より飛び出した選手に出す斜めのパス。これでサイドは再三破ることに成功しましたが、それでもハダーズフィールドの中央に選手が多い、、、余程のピンポイントじゃないと誰かに当たっちゃいますね。只、シュートに持ち込める展開も多くはないですが決定機もありましたので、決め切りたかった。

 

前半終了間際のハダーズフィールドにとってのゴールは、前半を強い意志を持って耐え抜いたご褒美でしょう。OGはシティにとっては不運でもありましたが、この交通事故をもたらしたのはハダーズフィールド自身の頑張りに他ならず、HOMEの大歓声もあり嫌な展開になっちゃったなというのが本音でしたね。

 

後半(0ー2)ー:アグエロ(PK)、スターリン

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このシーズン、連勝中で目下首位のチームを相手に、ちょっとした旋風を起こしてきた昇格組が耐えて終了間際にゴールを決めるという、波乱となりそうなムードを直ぐにかき消せたのは良かったですね。デ・ブルイネのダイレクトパスにスターリングが飛び出すとファウルをもらいPK。落ち着いてアグエロが同点弾を決めました。

 

先制点に繋がったスターリングのPKは決して偶然ではなく、再三裏を取ろうと繰り返したプレーの賜物だと思います。リバプールで頭角を表した際には、足元で受けてのドリブラーかと思ってましたが、スターリングのラインブレイクは大きな武器となっています。

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同点となったその後もゴールを奪うのに苦労し、ハダーズフィールドの頑張りとラフさにストレスを感じるプレーが続きましたが、交代出場のジェズスが決定機を作り出すと、こぼれ球がスターリングに当たって無理矢理ゴール。ジェズスの起用がハマったとも言えますが、ここもスターリングの並々ならぬ貪欲さがあってこそだと思います。

 

ハダーズフィールドは終盤ロングボールを中心に押し込もうと試みますが、シティが上手く凌ぎました。

 

総括(1ー2)WIN

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嫌な展開になってもおかしくない試合でしたが、それでも勝利を持ってこれたのは昨季とは違うなと感じられる部分ですね。ペップも采配でチームを試合中でもかなりいじりましたが、誰よりも勝利に貪欲なのはペップで間違いないでしょう。

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ペップのチームのパフォーマンスが高いのは、決して理想を追うだけの監督だからではなく、勝利のために良いプレーが必要だと信じているからですね。完璧主義者の彼が勝利を諦める筈もなく、勝利を求めるからこそ高い要求をチームに突きつけるのだと思います。

 

これで連勝は伸びましたが、徐々にパフォーマンスが落ちているのも事実。ローテーションをする余裕が案外あまりないのかもしれませんが、それでも入れ替えする必要は出てくるでしょう。

 

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【チャンピオンズリーグ17ー18】グループステージ第5節フェイエノールト戦

既に4戦全勝で決勝トーナメントへの進出を決めている為、過密日程も考慮しターンオーバーで勝利を収めたいところ。旧友ファン・ブロンクホルスト率いるフェイエノールトを迎え撃ちます。

 

シティスカッド

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出場機会の少ない選手が顔を並べます。ストーンズが負傷を負ったCBはオタメンディとマンガラというコンビ。左サイドバックにも久々のダニーロですね。デ・ブルイネが一番休養してもらいたいですが、この日も先発。なるべく早めにお役御免させたいところです。

 

フェイエノールトスカッド

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前半(0ー0)ー:ー

 

ペースの上がらない前半。要因はコンビネーション不足か、疲労か、はたまたモチベーションか。いずれにしても集中力を欠いたプレーが目につきましたね。控え組はアピールしたいところですが、インパクトは出せず。

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只、その中でもギュンドアンは良いプレーしてましたね。ビルドアップでの安定したパスに、ワンツーでの抜け出しや2列目からの飛び出しも積極的に行い、何とかチャンスを作り出そうとしていました。それでも攻撃面で迫力を欠いてしまったのは、フェイエノールトの守備というよりシティの精度が普段に比べると随分見劣りしたからでしょう。

 

マンガラは寄せられるとビルドアップが途端に不安定になり、まぁエデルソンですら危ういミスしてましたので、チーム全体がフワッとした空気だったのは否めません。デ・ブルイネも連戦の影響かそれほど存在感を示せず。

 

ボールが持てるので守備面で大きな問題も特になく、どちらもペースの上がらない前半となりました。

 

後半(1ー0)スターリング:ー

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ギアが一段上がったシティ、後ろからの飛び出しもより活発となり前半よりもアグレッシブになりますが、やはりこの日は精度がイマイチでビッグチャンスにまではなりません。ビルドアップはギュンドアンとヤヤが中心となり安定してましたので、ポゼッションは高いんですけどね。まぁいつもに比べると攻撃陣は迫力を欠きました。それでも終了間際にスターリングとギュンドアンのワンツーからゴールを上げました。スターリングはゴール前で自信を持って落ち着いたプレーを出来るようになってきています。個人的なMOMにあげたいギュンドアンは、最後に素晴らしいスルーパスでアシストしてくれました。

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その他トピックスとしては、フォーデンとディアスの若手コンビが出場機会を得ました。ディアスは殆ど時間がありませんでしたが、フォーデンは15分〜20分程はプレー出来たでしょうか。フォーデンのプレーもとても10代とは思えぬ落ち着きですが、そこから更に存在感を発揮できるかが、彼の今後のキャリアに影響しそうですね。デ・ブルイネは60分程で退きましたが、多分予めプレー時間を決められていたのでしょう。

 

総括(1ー0)WIN

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低調な試合でしたが、勝利で終えられるのは今季の強さなのかもしれません。長いシーズンずっと好調という訳にはいきませんので、こういった試合でもモノに出来るかが最終的には大きな違いになるのかも。

 

ペップはあんまり満足してないでしょうが、年末年始も連戦が続くのでもチーム全体で勝っていきたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第12節レスター戦

インターナショナルウィーク明けのレスター戦。好調を維持したいところですが、代表選手を多く抱えるシティにとっては疲労が心配の種ですね。

 

シティスカッド

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概ねいつも通りのメンバーですが、累積での出場停止でオタメンディに代わり、久々に怪我から復帰した主将コンパニが先発です。またCFは代表戦中にアクシデントのあったアグエロではなくジェズスが先発。

 

レスタースカッドは4ー4ー2。 

残念ながら岡崎はベンチスタート。今迄更迭された監督と同じパターンにならなければ良いですがピュエルはどうですかね。

 

前半(0ー1)ー:ジェズス

 

いやぁ危なかった。何がって初っ端のコンパニのファウルですね。チーム全体が一瞬ボヤッとしたタイミングでしたが、綺麗にヴァーディーに抜け出されましたから。ファウルで止めた訳ですけど、レッド出す審判も居ておかしくない状況だけにイエローでラッキー。その後、しばらくはコンパニがボールを持つ度にブーイングされてましたね(笑)

 

その後はシティが普段通りにボールを持ってプレー。特に左サイドから好プレーが続出、ダビドが優れたハブとなり、サネを走らせます。サネからのクロス自体も良いものが沢山ありましたが、最終的には僅かに中と合わないシーンが多かったですね。サネからのクロスでダビド、スターリングがそれぞれ決定機を迎えています。

 

守備陣も最初の1本以外は問題なくプレーしていましたが、シティには良くないアクシデントが。裏へのボールを追っていたストーンズが故障。腿裏を抑えてましたので、筋肉系の故障でしょうか。ストーンズも代表戦を連戦してますので、大事に至らなければ良いのですが。

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前半は、その後もゴールは生まれず後半かぁと思っていたら素晴らしいプレーが。密集地でワンツーなどパスがいくつも繋がりゴール前にブロックを敷いたレスター守備陣を切り裂く姿は、カンプノウの懐かしきチームの残像が観れました。本当に往年のバルサ的な崩しでした。今、ペップが作り上げているマン・シティは当時のバルサとは随分違うのですが、この得点はバルサ感満載。良いもの観れました。

 

後半(0ー1)ー:デ・ブルイネ

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前半1点取ったことで落ち着いて入る事の出来たシティ。ハーフタイム中に指示があったであろうレスターは前半よりも少しアグレッシブになったでしょうか。レスターが前半よりも前に来たぶん、アップテンポな展開となった序盤。CKから危ないシーンがありましたが、デ・ブルイネの一発が全てを粉砕してくれました。今季のデ・ブルイネのミドルは止められませんね。昨季のポスト当てゲームが嘘のよう。

 

その後もチャンスは作りますが、追加点は生まれずタイムアップとなります。以下、ポイントを幾つか。ストーンズが怪我した事で見慣れない守備陣となったCB。コンパニとマンガラがコンビを組みましたが、守備面は概ね問題なかったかと思います。守備面で助けになったのはデルフとエデルソンの存在。レスター攻撃陣の要注意人物であるマフレズをデルフが完封。デルフは今日のMOMと言える好プレー連発で、メンディ不在を全く感じさせませんね。また、エデルソンが裏のスペースを上手くケアしてくれるので、高いラインを保てますし両CBが縦に強く当たれるというのもあります。

 

ビルドアップではマンガラに少しの不安が。幾つか良い縦パスなども見せており、パスの精度に大きく問題があるようには見えません。なので、状況判断が甘いのだろうなと。この辺が改善されれば、左利きのCBという事も考慮すれば良い戦力になるのになと感じました。

 

総括(0ー2)WIN

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良好なパフォーマンスでリーグの勝ち点を更に積み上げました。レスターにはほぼ何もさせずに2つのゴラッソで勝利と、試合内容には言うことありません。

 

ストーンズの怪我具合が気になりますし、メンバーの疲労は特に気になる要素です。CLではターンオーバーを是非ともペップにお願いしたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第11節アーセナル戦

仕事と私用でゴタゴタだった月末月初。CLナポリ戦は苦戦した様ですが、勝利した事でグループステージ突破を決めましたね。気付けばもう11月でリーグはアーセナル戦です。

 

シティスカッド

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クラブ歴代最多得点でクラブ史に名を刻んだアグエロが先発です。CLはギュンドアンが出てたみたいなんですが、今回はいつもの布陣。

 

ガナーズスカッド

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3バック採用中のアーセナル。CB不足で、コクランが中央に入ります。3バックとはいえ、モンレアルってそういう選手でしたっけ。エジルが右サイドにサンチェスが中央に陣取り、新加入のラカゼットはベンチスタートです。

 

前半(1ー0)デ・ブルイネ:ー

 

前からの圧力を強めたアーセナル。最前線のサンチェスからアグレッシブにプレスを掛け、シティのビルドアップを防ぎにかかります。只、前からガンガン来てくれるので搔い潜った際には広大なスペースが。前半はカウンターがよく効いており、開始早々のアグエロのシュートまで持っていったシーンを筆頭に、迫力あるプレーを見せていたと思います。

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20分前後から相手陣内でプレーする時間帯が増えてきたなと思った矢先、チェルシー戦に続いてのビッグマッチでのゴラッソとなったのはデ・ブルイネ。左右に相手を揺さぶった後に作り直しから、中央のデ・ブルイネがワンツーで侵入するとミドルをズドン。

 

攻撃陣ではスターリングが積極的なプレーを見せていましたが、最後の精度に今日は難を抱えてましたかね。サネのクロスに合わせようとしたのは明らかなファールだったと思いますが、PKにはならず。また逆に一気に抜け出した決定機では、サネへのラストパスが明後日の方向に、、、これにはペップも相当怒ってましたね(笑)

 

守備ではストーンズオタメンディを中心に粘り強く対応し、終了間際のラムジーのシュートもエデルソンがファインセーブ。プレスも自陣に構えての守備も大きな問題点はなかったと思います。

 

後半(2ー1)アグエロ(PK)、ジェズス:ラカゼット

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後半早々にゴールを決めれたのは、前半3度ほどあった決定機を決められなかった後だけに大きかったですね。PKをゲットしたスターリングの飛び出しも素晴らしかったですし、ファーストタッチモンレアルの前に持っていけたのは良かったですね。あのファーストタッチがPKを呼び込んだと言えます。アグエロがポストに当ててヒヤッとしましたが、PKを沈めリードを広げることに成功。

 

しかし、ここからはかなりオープンな打ち合いとなりました。2点差になってもまだ気合いが乗っているアーセナルは諦めずにハイプレス。互いに激しいアップダウンを繰り返し、中盤には結構オープンスペースが出来てきます。その中で交代出場のラカゼットが追撃の1発を決めましたね。失点直後はアーセナルに勢いをつけられましたが、シティ自慢のカウンターの鋭さは発揮し対抗します。

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一進一退となった試合の結末は意外な形に。問題の3点目ですが、まぁどう見てもオフサイドです。リアルタイムでもフェルナンジーニョのパスのタイミングが一つ遅いよって思った矢先でしたし。Mr.ベンゲルが怒っても仕方ないくらい立派なオフサイドでしたな。これで試合のトーンが下がってしまったのは残念でしたが、シティ的には勝ったので問題なしです(笑)

 

総括(3ー1)WIN

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最後は良い試合が勿体無くなりましたが、勝利自体は妥当だったのではないかと思います。好ゲームでしたがパフォーマンスでも上回ったと思いますし。只、アーセナル的に同点に追いつけた可能性は否定しませんよ。

 

まぁなにはともあれ連勝は続きビッグマッチも3連勝ですか。マン・ユナイテッドがチェルシーに敗北したので良い感じに突き抜ける事になりました。

 

気になるのは連戦での疲労や負傷。メンディの長期離脱を埋めたデルフが怪我を負ってなければいいのですが。デ・ブルイネも最近は出ずっぱりのせいで後半30分前後から精度がぐっと落ちますからね。インターナショナルウィークに入りますが、インサイドハーフは特に休ませたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第10節WBA戦

久々のノーゴールで終わったリーグカップを経て、再び攻撃陣のギアを上げたいシティ。AWAYのウェストブロムに乗り込みます。

 

シティスカッド

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ターンオーバーで休ませれた中盤がスタメン復帰。ベルナルドが先発での起用です。

 

WBAスカッド

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前半(1ー2)ロドリゲス:サネ、フェルナンジーニョ

 

アップダウンの激しい前半は、開始15分までに両チームで3点を取り合いました。攻撃陣のアイデアや鋭さがあったシティは、サネのゴラッソもあり良い展開に持っていけるかと思いましたが、WBAはかなりのハイテンションでゲームに臨めており危ないシーンをいくつか作られました。

 

WBAの縦への意識と推進力は凄まじく、時に怪我人が出そうなタックルはどうかと思いますがHOMEの声援をバックに、果敢に突進してましたね。正しく”突進”という言葉がピッタリなプレーですが、それでも想いがあれだけ全面に出ていれば、ボールが思わぬ所にこぼれたりするのが面白いところ。結構シティは手を焼いていました。失点シーンはロングボールの判断をストーンズとウォーカーが誤り、エデルソンも飛び出しましたが、上手くやられました。

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攻撃は前節のズレは修正されており、ワンタッチプレーやサイドチェンジも織り交ぜアイデアは出ていました。失点後すぐに追加点が取れたのも重要でしたね。25分過ぎからはWBAは前からのプレスは少なめに自陣に陣取るようになります。それと同時にシティがボールをコントロールしますが、スペースがなくなり苦労する事に。ダビドのフリーのヘディングは決めたかったですね。

 

後半(1ー1)フィリップス:スターリン

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後半も立ち上がりにハイプレスを敢行するWBA。GKへのバックパスの際には、漏れなく人数をかけて前から嵌めていき、フェルナンジーニョの所で失う様に狙いを持っていましたね。かなり厳しいプレスではありましたが、あれを剥がせると一気にチャンスに出来るんですけどね。

 

それでも追加点を挙げたのはシティ。交代出場のスターリングがゲット。サネのワンツーでの切り崩しやウォーカーのオーバーラップに鋭いクロスと、素晴らしい流れでのゴールでした。スターリングは今季はゴールへの意欲が人一倍高くなっていて面白いですね。シュート力がある方ではないだけに、ポジション取りやボールに対しての入り方など、ゴールが取れる様な動きに変わっています。本人もゴールへの執着心がかなり出てきています。

 

これで少し楽に終わらせれるかなと思いましたが、その後のビッグチャンスを3つほど棒に振ると、最後にオタメンディのミスで失点を喫するなど、残念な結末に。

 

総括(1ー2)WIN

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決して悪くはなかった試合内容で、ハイプレスとそれ以上の馬力に苦しんだ試合でもありましたが、もっと点数が入ってもおかしくなかっただけに、少し勿体無い試合だったかなと思います。苦しんだ部分はパワーの差でしたが、それでも勝利という結果は妥当だったと思いますし、これで連勝キープです。 

 

正直、この試合は勝利と怪我人が出なかったのも幸いでしたから、タフな試合でしたけどチャンピオンズリーグに向かえますね。

 

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