【プレミアリーグ16ー17】第13節バーンリー戦
波に乗れないシティはAWAYでのバーンリー戦です。プレーレベルを少し上げないとこの先厳しそうな予感がしています。
シティのスカッドはこちら。
前節に引き続きリーグでの先発となるのはヤヤ、スキルに不安は全くありませんがフィットネスがどれ程望めるのか注目となります。その他得点力を失って久しい攻撃陣の奮起も注目です。
バーンリーはこちら。
前半(1ー1):アグエロ
あまり褒められた内容ではなかったですが、良い攻撃のシーンでは大抵ヤヤが絡んだものでした。フェルナンジーニョとフェルナンドで上手くボールが廻るはずもなく、ヤヤ絡む事でボールが活きはじめます。
またアグエロのキレも前節よりあるように感じました。ドリブル含めた前線でのキープもある程度は良かったですし、何よりも同点ゴールを奪ってくれたのがチームとしても助かりました。まぁ正直に言えばアグエロだからこそ、まだまだそのプレーに満足出来ていないんですけどね。
バーンリーはとってもプレミアらしいチームと言うか、シンプルなロングボールやクロスで前線のターゲットを狙うというのは徹底されていましたし、彼等に出来る事を忠実に行っていた印象でした。前半内で2人も交代になってしまったのは誤算だったでしょうが、パワーやスピードをシンプルに活かしスペシャルな先制点もゲットし同点で終われたのは、良かったんじゃないでしょうかね。
シティの方としてはこの状態に合わせられている様にも見えたので、ボールを持って主導権を握ってプレーするというものは達成出来ていなかったと言えるでしょう。
後半(0ー1)ー:アグエロ
後半は前半よりも上手く構築出来るシーンも増えましたが、それ以上に目立ったのはバーンリーの徹底ぶり。シティは肉弾戦をだいぶ強いられてしまいましたね。接触プレーの中でスターリングが離脱しサネと交代がありましたし。
後半の攻撃もシティはヤヤとアグエロが中心。ダブルボランチとしてプレーしたフェルナンドとフェルナンジーニョが前半よりも効果的にボールに関われるシーンが増えたのが違い。まぁ今回の起用はバーンリーのスタイルを考慮したペップのシンプルな対応策だったかもしれません。より守備面での頑張りが目立つ事となりました。
フェルナンジーニョの粘り勝ちからアグエロがこの日2点目となる決勝点をゲットし、終盤のパワープレーを凌ぎきり勝ち点3を持ち帰る事に成功しました。
総括(1ー2)WIN
プレミアらしい肉弾戦となりました。パワーとスピードでひたすら押してくる相手に対し、フェルナンジーニョとフェルナンドというオーソドックスな対応策となったシティですが、個人的な希望で言えばフィジカルではなくスキルでやり込めるようなチームになってくれるといいなぁというのが感想です。
でないとペップが監督になった意味ってないと思いますしね。ペップに期待されているのは勝利はもちろんですが、チームの変革ですからそうなる事を期待します。
次節はリーグの大一番である首位チェルシーとの一戦。ここまでの両者の戦いぶりからするとシティは厳しい戦いを強いられるでしょうから、プレーは雄弁にメンタルは辛抱強く戦ってもらいたいです。