【プレミアリーグ17ー18】第17節スウォンジー戦
マンチェスターダービーにも勝利し勢いづくシティ。前半戦最後の難敵であるスパーズ戦を前にスワンズのHOMEに乗り込みます。
シティスカッド。
タイトな日程にいくつかの選手をローテーションしています。注目は右サイドで共に先発となったベルナルドとダニーロのコンビでしょうか。
スワンズスカッドには、元シティ選手のボニーが前線に構えます。またロケ・メサも個人的な注目選手です。
前半(0ー2)ー:ダビド、デ・ブルイネ
ダービーを勝利した事により勢いづいたのか、12月に入ってからはベストなパフォーマンスだったと思います。下位に沈むチームを相手にしたとは言え、ビルドアップやファイナルサードでも精度高くプレー出来ていました。カウンターを受けたのも数える程でしたし、ゴールも引いて構える相手に対して、前半の内に上げれたのは大きかったですね。
注目の右サイドですが、上手くプレー出来ていたと思います。左サイドバックで起用された時よりもダニーロはプレーし易かったでしょうし、こと攻撃面では問題なくプレーしていました。また右ウィングでの起用となったベルナルドもボールキープやデ・ブルイネと良いコンビネーションを見せ、優れたクロスを2本送るとダビドの先制点に繋がりました。
またダービーで出番が訪れなかったアグエロは、その鬱憤を晴らすかのようなハイパフォーマンス。何よりも今日はボールが足に付いていて、殆どミスなくプレーしていました。
スワンズはほぼ対応策を持ち得ていませんでしたが、中盤でたまにロケ・メサが上手くプレスから逃げて時間を僅かに作っていたんですけど、共鳴してついていけるようなチームメイトはいなかったです。今のシティ相手では致し方ないとも思いますけどね。
後半(0ー2)ー:ダビド、アグエロ
後半も前半同様にプレー出来ており、70分程で3点差に出来た為、選手を休ませる事にも成功して言う事なしでした。3点目は左サイドでスターリングとダビドの鮮やかな連携からゲットし、4点目はこの日のパフォーマンスへのご褒美のようにアグエロが締めました。
試合は途中からシティのプレーに対して”オーレ”も飛び出し、スワンズは何もすることが出来なかったですね。プレミアリーグであれだけ”オーレ”が出るチームって早々いなかったんじゃないでしょうか。それも二十本近くもパスを回しながらも最終的にアグエロの決定的なシュートにまで持っていっているのが凄いと思います。
交代出場のヤヤのプレーがイマイチに見えたのは、今季のフェルナンジーニョがそれだけハイパフォーマンスを見せているからでしょうか。ビルドアップのセンスは相変わらず高そうでしたが、如何せんスロー過ぎるかなと思います。
総括(0ー4)WIN
終盤セットプレイなどで危ういシーンもありましたが、久々の無失点で勝利とスパーズ戦を前に弾みがつきましたね。これで15連勝とリーグ記録を何処まで更新出来るでしょうか。と言っても既に次節が山場ですが。まぁ期待出来ると思います。
もう一つ良いパフォーマンスと敢えて言いたいのは、倉敷さんの実況と戸田さんの解説。私は普段スポナビで観戦していますが、倉敷さんの実況は昔からお気に入りですし、戸田さんの解説は丁寧かつ的確で素晴らしいと思います。特に倉敷さんのボキャブラリーの多さや言葉のチョイスのセンスは、私のツボです。興味のある方は実況、解説にも注目してみるとフットボールがもっと面白くなるかもしれませんよ。