【プレミアリーグ17ー18】第16節マン・ユナイテッド戦
さぁ遂に迎えたマンチェスターダービーです。CLでの敗戦を経てではありますが、選手をターンオーバーした効果を期待したいですね。
シティスカッドは、CLで休んだメンバーが復帰し、故障者を除けばベストの布陣。トップにはアグエロではなくジェズスをチョイスします。
ユナイテッドスカッド。
こちらはポグバが出場停止で、イブラヒモビッチもベンチスタート。
前半(1ー1)ラッシュフォード:ダビド
戦前の予想通りの展開かと思います。シティがボールのイニシアチブを握り、ユナイテッドは自陣で構えカウンターを狙います。殆ど膠着状態の続いた理由としては、両者ともに慎重なゲーム運びをしたからでしょうか。
ユナイテッドはハイプレスは敢行せず、自陣の奥深くに陣取りました。ハーフラインは勿論、バイタルの手前でも厳しいプレッシャーを受ける事はあまりありませんでした。代わりにゴール前はかなりの人員を掛けていますし、ここ数試合と同様ゴールするのは容易ではありません。
ペップは前線にジェズスをチョイスしたのですが、3トップの並びは普段とは別のものを用意していました。いつもは左ウィングのサネを右サイドに、中央のジェズスは左ウィングへ、そしてスターリングが中央でプレーします。恐らくペップはスターリングの偽9番を狙ったのではないかと思われます。と言うのもゴール前に籠る守備に手を焼いていますので、中央の密集地に人をおかず最終局面で誰かが入り込むスペースとして扱おうとしていました。
何度かラインブレイク出来そうな気配があったのは、そういったスペースメイクのお陰で相手CBが走り込む選手の応対にズレが出来たからだと言えます。只、最後のシーンではユナイテッドも粘り強く対応した為、決定機はそれほどありませんでしたね。
方やユナイテッドのカウンターはかなり低い位置からでしたので、脅威はなかったと言えます。結局、どちらもミス絡みで1点づつ獲得し、前半を終えます。
後半(0ー1)ー:オタメンディ
後半早々から両者ともアクシデント絡みで1人づつ交代します。シティはコンパニを欠いた為、フェルナンジーニョをCBに、ギュンドアンをボランチで起用します。
後半も基本的には同じ展開ながら、ユナイテッドは前半よりも圧力を掛けてきたので少し守備の機会が増えていきます。しかし、2点目がセットプレイから思わぬ形でゲット出来ると、安定したプレーが割と出来たのではないでしょうか。
またジェズスがマンガラと交代で退くと、ダビドを前線に回しいよいよゼロトップの色合いは大きくなります。その後、大きなチャンスを作った訳ではありませんが、ギュンドアンの飛び出しから2つほどチャンスが生まれそうでした。
ユナイテッドもイブラヒモビッチを投入するなどカードを切っていきますが、ビッグチャンスは終盤のルカクのシュートくらいでしたね。それもエデルソンがビッグセーブを披露してくれました。
総括(1ー2)WIN
かなり堅い試合展開となり、ゴールも思わぬ形で生まれました。どちらもそこまで良いプレーだったとは言いがたいですが、ハッピーになれたのはシティでしたね。
これでリーグは2位以下を大きく突き放す事に成功しました。この勝利は非常に重要で、ビッグ6との対決もここまで4戦全勝ですのでタイトルレースをリードしたと言えます。
とは言えコンパニが離脱した場合、守備陣はかなりの人員不足となる為油断は禁物ですね。
モウリーニョが試合後にシティとやり合ったっぽいですが、マドリー時代を思い出しますね(笑)元気そうで何よりでした。