クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

プレミアリーグ17ー18シーズン日程発表

シティも含めどのチームも補強に勤しんでいますが、来季のプレミアリーグの日程が発表されましたね。

 

公式サイトから17ー18シーズン日程

 

8月12日 午後3時 ブライトン(A)

8月19日 午後3時 エバートン(H)

8月26日 午後3時 ボーンマス(A)

9月9日 午後3時 リバプール(H)

9月16日 午後3時 ワトフォード(A)

9月23日 午後3時 クリスタルパレス(H)

9月30日 午後3時 チェルシー(A)

10月14日 午後3時 ストーク(H)

10月21日 午後3時 バーンリー(H)

10月28日 午後3時 ウエストブロミッチ(A)

11月4日 午後3時 アーセナル(H)

11月18日 午後3時 レスター(A)

11月25日 午後3時 ハダーズフィールド(A)

11月29日 午後3時 サウサンプトン(H)

12月2日 午後3時 ウエストハム(H)

12月9日 午後3時 マンチェスターユナイテッド(A)

12月12日 午後3時 スウォンジー(A)

12月16日 午後3時 トットナム(H)

12月23日 午後3時 ボーンマス(H)

12月26日 午後3時 ニューカッスル(A)

12月30日 午後3時 クリスタルパレス(A)

1月1日 午後3時 ワトフォード(H)

1月13日 午後3時 リバプール(A)

1月20日 午後3時 ニューカッスル(H)

1月31日 午後3時 ウエストブロミッチ(H)

2月3日 午後3時 バーンリー(A)

2月10日 午後3時 レスター(H)

2月24日 午後3時 アーセナル(A)

3月3日 午後3時 チェルシー(H)

3月10日 午後3時 ストーク(A)

3月17日 午後3時 ブライトン(H)

3月31日 午後3時 エバートン(A)

4月7日 午後3時 マンチェスターユナイテッド(H)

4月14日 午後3時 トットナム(H)

4月21日 午後3時 スウォンジー(H)

4月28日 午後3時 ウエストハム(A)

5月5日 午後3時 ハダーズフィールド(H)

5月13日 午後3時 サウサンプトン(A)

 

シーズン後半に強豪との連戦が

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日程見てみますとシーズン前半に関して、比較的山場は少ないかなと感じます。開幕戦は昇格組のブライトンで、強豪クラブとの連戦がなく良い感じにバラけていると思いますね。実際にはやってみないと分かりませんが、開幕戦に勝利し波に乗れると良いんですが。

前半戦のダービーは、12月。この時には既にチームの状態が随分出ていると思いますので、どこまでやれているのか楽しみでもあり不安でもあります。

 

そしてシーズン後半になると難しい試合が増えてきますね。まずは2月にアーセナルチェルシーとの連戦。この時期はグループリーグを突破していたとするとCLの決勝トーナメントがスタートしていますので余計に難しい局面を迎えているかもしれません。

また、3月から4月にかけてエバートン、ユナイテッド、スパーズと3連戦。シーズン佳境にダービー含めた大一番となりそうです。

 

代表戦にて負傷したジェズスも手術を回避し、シーズン開幕には充分間に合いそうですので、スカッド全員万全の状態で臨んでもらいたいですね。

 

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シティ16ー17シーズン総括【ペップ・グアルディオラ編】

シーズン総括のラストはチームのボス、ペップ・グアルディオラ監督です。前半戦までの総括はこちら。

 

結果を見れば落第

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ペップ・グアルディオライングランドに上陸した際、多くのフットボールファンはかなりの期待を持っていたハズです。そして開幕10連勝を達成した際、ファンやメディアを筆頭に興奮を齎しました。が、最終的にはノンタイトルでリーグ戦3位という結果に。これだけ見ればペップという特大の期待に比べれば落第と言えるでしょう。

 

その結果が出なかった要因としてはGKブラボの絶不調やサイドバックの実力不足など、守備面で多くのミスが出ましたが、それだけでなく決定機の割にはゴール数が少なかったかなと思います。その反面、ペップの意図したハイプレスやビルドアップは随分形になってきているとは思います。

 

明らかに攻撃の仕方や前線からのプレスにはペップの色が出ていますし、試合の多くで発揮する事にも成功出来ています。攻撃のチャンスすら作れていない場合、チームとして問題がありますが、チャンスは作ってもゴールに繋がらなかったのが、実際でした。

 

ペップの反省点としては、望んで獲得した選手をあまり活躍させられなかった事でしょう。最たるはGKブラボであり、また実力が足りないなと感じさせたノリートやストーンズでした。また既存のベテランを起用する一方、積極的な若手の起用というのはそこまで多くなかったかもしれません。前線はサネやジェズスを筆頭にかなり若返りましたが、守備陣や中盤では新しい選手は現れず現行戦力のベテラン達で戦い、充分な活躍ではありませんでした。

 

やるべき事はチームの戦力アップで勝負の2年目を

 

既にMFベルナルドやGKエデルソンを獲得した様に、 チームの戦力強化が必須です。ペップの真価を発揮するには優れた手駒が必要なのは明らか。それを良い選手がいないと大した事ない監督と見る人もいるかもしれませんが、全くナンセンスでありペップの監督としての資質を見間違えていると思います。

 

彼はプロビンチャ向けの監督ではないのは確かでしょう。ですがバルサで歴史的なチームを作り上げたように、その優れたインテリジェンスによりフットボール界に影響を与えられる稀有な存在なのです。そして正に私がペップに期待するものは、シティは勿論のことシティを通じてフットボールにまた新たな進化を齎せれるか。

 

という事で、この夏はスカッドの人数的にも更なる補強に動くでしょうし、ビッグディールもまだまだ起こりそうです。メディアを中心に騒がしくなるこの季節ですが、周囲の喧騒を他所に理想のチームを作り上げ、言い訳のきかない勝負の2年目をして欲しいですね。

 

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シティ16ー17シーズン総括【FW編】

最後はアタッカー陣。シーズン前半とは選手の序列も結構揺れ動いたポジションになりました。

 

〜ウィング・サイドハーフ編〜

 

ラヒーム・スターリングイングランド)評価:B、期待度:B

ヘスス・ナバス(スペイン)評価:C、期待度:退団

■ノリート(スペイン)評価:C、期待度:退団濃厚

■レロイ・サネ(ドイツ)評価:B、期待度:A

 

シティのサイドアタックを担ったウィンガー達は、若手の活躍が目立つ結果となりました。シーズン通してある程度の活躍を披露してくれたのはスターリング。右サイドをメインに小回りの効くターンを武器に攻撃の主軸としてプレーしました。スターリングにパワーを求めるのは酷なので、彼なりの得点パターンというのを確立出来るとワールドクラスの仲間入りが見えてくると思います。

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またもう1人の若手であるサネは、シーズン後半で一気に評価を上げました。冬以降コンディションの向上と共に、チームに徐々にフィットしていくとポテンシャルの高さを発揮していきました。特筆すべきは、やはりスピードでカウンター時には脅威となれます。彼は状況判断が改善されるとかなり怖い存在になれると思いますし、スケールで言えばスターリングよりも大きくなる予感がかなりあります。

 

苦労をしたのはベテラン勢。ナバスは自身の特徴をよく分かっており、ウィングよりもサイドバックでの起用も目立ちました。ノリートは完全にサネに喰われたような形になり、後半戦はかなり影が薄くなってしまいました。

 

センターフォワード編〜

  

セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン)評価:B、期待度:A

■ガブリエウ・ジェズス(ブラジル)評価:B、期待度:A

■ケレチ・イヘアナチョ(ナイジェリア)評価:C、期待度:C

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シティ攻撃陣のフィニッシュを担ったストライカー達は、冬に加入したジェズスが改革の旗手となりそうです。加入後すぐにチームにフィットし出すとゴールを連発。またゴール以外での貢献度も高く、プレー範囲の広さも良いです。一時はアグエロをベンチに追いやり飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが、ショッキングな負傷で戦線離脱となりました。シーズン終盤で復帰となってからもゴールに絡んでいる事は好材料です。

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そのジェズスに今まで絶対的だった立場を脅かされたエースは、後半戦の方が明らかに動きが良くなりましたね。前線へのプレスもかなり積極的にやっていましたし、何よりチームトップのゴールを齎してくれました。個人的にはそれでもジェズス推しですが、アグエロに助けられた事は間違いなく、共存も可能そうなので引き続き主軸を担っていくでしょう。

 

イヘアナチョは少ないプレー機会で判断するのに乏しいのですが、現時点で物足りないのは間違いありません。正直スタメンを張れるレベルにないのは明白で、立場を確立するのは難しいと感じています。良い意味で裏切ってくれると嬉しいですが。

 

一定の成果を見せた攻撃陣だが、必要なのはここ1番の決定力

 

3トップは、アグエロスターリング・サネで後半はほぼ固定。良いチャンスは作り出せていましたが、ここ1番のゴールが決まらない試合は本当に多かった。これを決めていれば、、、と思う試合が一体何試合あったんだろうか。今季はこれに尽きると思います。

 

またノリートやナバスにイヘアナチョなど、バックアッパーは影が薄かったのは否めませんでした。しかし、待望のベルナルドが加入したお陰で来季は層が厚くなるでしょう。

 

サネのブレイクは大きかったですが、ジェズスの怪我は不運でした。サネやスターリングなどファイナルサードでのアイデアや突破力が更に向上すると、相手に自陣を固められても突破口を見出せるようになると思います。来季はジェズス含めて若手が中心となり新たなサイクルを始めそうな攻撃陣でした。

 

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新たな守護神が到着!!

先日から報道されていた通り、ベンフィカのGKエデルソンの獲得を公式発表しましたね。

今季最も苦しんだポジションではありますので期待値は非常に高いです。

 

GK問題を決着できるか!?

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エデルソンの到来により、ほぼ確定したのはジョー・ハートはペップの構想にないという事です。これは昔からのシティファンにとってはキツイ事かもしれませんね。尚且つ、代わりで獲ったブラボがアレだったし(^_^;)

 

今季チームを救ってくれたカバジェロも退団してますから、エデルソンとブラボでGK争いという事になるのでしょう。

 

エデルソンは23歳のブラジル人GKで、ベンフィカで既にチャンピオンズリーグの経験もあります。シュートストップも良いとの噂なので、期待してしまいますね。

只、ブラボも大いなる期待を持っても苦しみましたから、どうなるかは分かりませんね。

 

プレミア1年目というのは、リーグ最高クラスのGKデ・ヘアでも苦しんだ記憶ですので、難しさはあると思います。ブラボは正直メンタルをやられてしまっていた印象ですし、案外2年目で真価発揮となるかもしれません。

 

また退団希望のノリートも言ってますが、ラテン系の人達にとってはマンチェスターは合う街とは言えないのでしょう。天候が悪いのは有名ですし、ビーチもないし。となると、エデルソンにも若干の不安が、、、

 

まぁどちらにせよ、後ろが安定しない限りはタイトルには届かないので、このポジションは来季こそ活躍してくれないと困りますね。

 

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シティ16ー17シーズン総括【MF編】

守備陣に引き続き、中盤総括です。シーズン前半評価はこちら。

 

 

ボランチ編〜

 

フェルナンジーニョ(ブラジル)評価:C、期待度:B

■フェルナンド(ブラジル)評価:C、期待度:C

ヤヤ・トゥレコートジボワール)評価:B、期待度:A

■アレイシ・ガルシア(スペイン)評価:ー、期待度:A

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チームの要となるボランチは基本のワンボランチとシーズン終盤ではダブルボランチが見られるようになりました。ペップから全幅の信頼を持って前半戦の要となったフェルナンジーニョですが、後半戦は復活したヤヤに存在感を持っていかれた印象です。私が気に入ってるのは、ヤヤの方がボール捌きが安定するという事です。

 

怪我から復帰したデルフもダブルボランチ時にはここでプレーしました。デルフはイングランド人らしいプレーで良いアクセントにはなっていたと思います。ガルシアは個人的にイチオシ選手で、出場した試合では好プレーを披露していました。まだまだ出場機会はどうしても限られていますが、辛抱強く育成して欲しい選手です。終盤の守備要員としては目処が立つフェルナンドは、やはりトップレベルでは厳しいといわざるを得ないですね。

 

インサイドハーフ編〜

  

■ケビン・デ・ブルイネ(ベルギー)評価:B、期待度:A

ダビド・シルバ(スペイン)評価:A、期待度:A

イルカイ・ギュンドアン(ドイツ)評価:D、期待度:B

■ファビアン・デルフ(イングランド)評価:D、期待度:C

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タレントの質的にも上出来のプレーが出来たのはこのポジション。攻撃時の中核を担うポジションで、シルバやデ・ブルイネを筆頭に良いプレーをしていました。特にダビド・シルバのプレーは特筆に値します。チームのビルドアップ自体がシーズン前半よりも良くなってくると、よりシルバがプレーに関わる機会が増え”違い”を見せてくれました。

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デ・ブルイネはシルバよりも直線的なプレーに特徴のある選手で、アシスト王だったのが能力の高さを物語ります。高速クロスや一発のスルーパスは脅威となっていましたが、やや狙い過ぎなのと単調になりやすいのは改善出来る部分でしょう。また今季はゴールポストに良く愛されていましたので、来季はネットにブチ込めるようになると一皮剥けるかもしれません。

 

他の選手は正直ランクダウンが否めずフェルナンジーニョやヤヤも起用されましたが、ここはやはり負傷で今季のほとんどを棒に振ったギュンドアンがフルシーズンでの活躍を求められると思います。テクニックとビジョンに優れる選手はペップチームに不可欠ですので、やって貰わないと困りますね。

 

中盤はもうワングレードアップを

 

概ねシーズン通じても評価出来る中盤ですが、シルバとデ・ブルイネの2枚看板以外はグレードアップが必要でしょう。フェルナンジーニョはプレーが雑になる傾向があり、ヤヤとギュンドアンはシーズンフル稼動が疑問視され、デルフとフェルナンドはトップレベルとは言い難い。守備陣程ではないにしろ、来季の補強はあっても良いですね。

 

特に必要なのはボランチ。シーズン後半のビルドアップが安定しだしたのは、ヤヤの功績が非常に大きいです。只、ヤヤは年齢を考慮に入れても新たな血が必要に思います。若手のガルシアには大いに期待してますが、来季いきなりスタメン奪取は難しいでしょうから、フェルナンジーニョやヤヤに代わる主力が欲しいところです。

 

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チャンピオンズリーグファイナルとダニ・アウベス

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チャンピオンズリーグファイナルが行われましたね。結果はマドリーが史上初のCL2連覇ですか、、、最高に胸糞悪い朝を迎えてしまいましたorz

別にユーヴェファンではなかったですけど、アウベスいるしブッフォンに取ってもらいたかったし、何より白いチームというのが悔しい!!流石にバルサを20年近く観てるとマドリーは気持ち的には全く受け付けないですね〜(笑)

 

チャンピオンズリーグ・ファイナル

 

一応軽く振り返ると、正直マドリー強かったですね。ユーヴェの失点は特に1点目と3点目がミスから始まってますので、4失点してますけど守備よりも攻撃でリズムを失った印象です。前半は1ー1イーブンでいけただけに期待しましたが、2点目のカセミーロのロングは少しアンラッキーだった分、より効いたでしょうね。クアドラードはまんまとラモスにヤられました。よくカードを出す審判だっただけに考えが甘かったなぁ。

 

マドリーは要所でユーヴェを全て上回ってました。まず、ラモスがイグアインに全く仕事をさせなかったのは大きいですし、ディバラは若さ故かボールが足についてなく大舞台に良さを発揮できなかった。またモドリッチは中盤を完璧にコントロールして、相手のミスを見逃さないロナウドの抜群の決定力の高さも素晴らしいです。

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そのマドリーをチャンピオンズリーグ連覇に導いたジダンも歴史に名を残したのは間違いないですね。特別に凝った戦術を練るようなタイプではなく、チームバランスが非常に良いチームを作った印象。ベニテス時代には批判を受けたハズのカセミーロを起用し続けてたように、攻守のバランスを常に気にしている感じですね。この辺は自身のセリエAでのプレー経験やアンチェロッティに師事した事が大きかったのかもしれません。そしてこれはジダンだけが持ち得るものですが、選手時代の圧倒的な実績ですね。誰もが認める時代のナンバー1であり、これがマドリーを率いる上では最も適した監督となる最大の要因でしょう。

 

にしても悔しい、、、バルベルデで改革しろよバルサ!!

 

ペップの頭がパッカーン!?でCL制覇してくれ

 

敗れたユーヴェのダニ・アウベスですが、一番良くやってたと思いますよ。元バルサの贔屓目かもしれませんが、攻守にマドリー相手で全く引けを取っていなかったのは彼くらいかと。

 

そしてそのダニがバルサ時代のペップについて語ったインタビューが面白かったので、少し紹介します。

この記事によると、ペップはチームが上手くいかない時に頭をよく撫でてるんですけど、それでパッカーンと閃くらしいです(笑)確かによく頭撫でていますよね。シティだと頭抱えているだけにしか見えませんけど、、

 

ダニの話通りだと凄い話です。まぁ少なくともペップは試合前のゲームプランもそうですが、試合中でも修正するのがかなり得意な監督だとは思いますよ。この辺は自身が現役時代に世界屈指のゲームメイカーだったからかなぁと推察します。

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只、彼のゲームプランを実行するのに優れた選手が必要なのは間違いないでしょう。それはジダンがマドリーでCL連覇したように、強いチームに優れた選手は必要不可欠だからです。如何に監督がプランを作ったとしても、選手が実行しなければ何もなさないですからね。だからこそペップのバルサは全てが噛み合って異次元のチームとなった訳ですが、シティとしてはまだまだで補強は必須だと思います。

 

来季は更なるチーム改革に期待です。

 

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シティ16ー17シーズン総括【DF・GK編】

シティの16ー17シーズン後半戦を含めた総括の選手編です。

前半戦までの総括はこちら。

 

今回も各選手を個人的に評価と来季の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

 

A:とても良い

B:良い

C:及第点

D:悪い

E:とても悪い

 

ゴールキーパー編〜

 

クラウディオ・ブラボ(チリ)評価:E、期待度:D

■ウィリー・カバジェロ(アルゼンチン)評価:B、期待度:退団

■アンガス・ガン(イングランド)評価:ー、期待度:ー

 

大いなる期待を持って加入したブラボでしたが、ファンやフロントにコーチ陣全てをガッカリさせた結果に終わってしまいました。常に繋げるGKを欲しているペップでしたが、ここまでセービングが安定しない事を誰が予想出来たでしょうか。シーズン最大の誤算だったと言っても過言ではないでしょう。違うリーグに来た初年度というのを差し引いても、来季への期待感は正直薄く、ハートを使う意図のない以上新たな正GKを探すのは必須とも言えます。

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そんな苦しいGK事情を救ってくれたのはカバジェロ。シーズン後半戦の正GKとしてブラボの代わりに起用されると、優れたセービングでチームをある程度の建て直しに貢献してくれました。繋ぐ意識や精度もプレシーズンや序盤より上がり、確かな戦力として計算出来るGKは素晴らしかった。新たなチームでまた頑張って欲しいですね。

 

センターバック編〜

 

ジョン・ストーンズイングランド)評価:C、期待度:B

ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン)評価:C、期待度:C

ヴァンサン・コンパニ(ベルギー)評価:ー、期待度:B

■アレクサンドル・コラロフセルビア)評価:C、期待度:C

■トシン・アダラビオヨ(イングランド)評価:ー、期待度:C 

 

ペップフットボールの始発となるセンターバックからのビルドアップは、シーズン前半に比べると進化の跡が見られました。ハイプレスを掻い潜るという程ではないですが、それでも安定的にボール供給は出来るようになって来ています。

 

課題となるのは肝心の守備力。失点シーンはチームの特性上カウンターを浴びるのが多いですが、ポジショニングミスやボールウォッチャーになり易いのも問題ですし、ミス含めて集中力を欠くシーンが散見されるのが気になります。

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若く本国イングランドの代表選手であるストーンズは、主軸を担っていかなければいけない存在ではありますが、現時点での実力は十分とは言えないでしょう。高額な移籍金も掛かっていますし、周囲の目は厳しくなりますが、それでも向上し定着していくことを期待します。全体的に年齢層は高いので、その意味でも台頭が望まれます。

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またコラロフをコンバートして使う必要がある以上、左利きのCBは補強候補の筆頭と言えるかもしれません。主将コンパニは終盤復活し流石のプレーを見せてくれますが、やはり怪我を考えるとシーズンフルの戦力として期待するのはギャンブルとなりそうです。勿論、怪我なくプレーしてくれれば最大の補強とも言えますが。

 

サイドバック編〜

 

パブロ・サバレタ(アルゼンチン)評価:D、期待度:退団

バカリ・サニャコートジボワール)評価:D、期待度:退団

ガエル・クリシー(フランス)評価:D、期待度:退団

■パブロ・マフェオ(スペイン)評価:ー、期待度:B

■アンジェリーノ(スペイン)評価:ー、期待度:B

 

ペップが最も頭を悩ませたポジションはGKと並んでこのサイドバックだった事は、想像に難くないです。シーズン前半は主に右をサバレタとサニャ、左をクリシーコラロフで回した訳ですが、その誰もが納得のいくプレーを披露していません。特に右サイドに至っては、フェルナンジーニョやナバスをコンバートして使うなど、ペップの試行錯誤は続きました。

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どの選択肢を取っても何かが欠けている現状戦力では厳しいのは確かでした。ピークを過ぎたベテランに多くを求めるのは難しいですし、既に退団が決まったクラブのレジェンドとも言えるサバレタを筆頭に多くの選手が退団しますので、入れ替え必至のポジションですね。レンタルに出された若手サイドバック達も含めて、来季に向けて慌ただしいポジションとなりそうです。

 

DF陣の再建が来季への最大の課題

 

ここまで守備陣を検証してきましたが、守備というのは組織で行う要素が非常に高いので、全てが彼等の責任という事ではありません。只、それを加味しても不甲斐なかったのは事実であり、テコ入れの必要性は最も高くなります。

 

チーム戦術としてのハイプレスは機能するシーンも目立っていただけに、課題となるのはリトリートした際の自陣に構えた守備とハイプレスを掻い潜られた場合です。

 

ハイプレスを掻い潜られるシーンでは、守備組織を整えるのは難しい状況と言えます。それ故、個人としての守備能力がモノを言う訳ですが、各クラブのエース達に後手を踏んだのは否めませんね。また、リトリートした場合に人数は居るわりに破られてしまうのは、確固たるリーダーが居ないからでしょう。その役割を怪我がちなコンパニからストーンズ、あるいは新しい誰かが引き継ぐ事が出来れば未来への希望が持てそうです。

 

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